妊娠・出産・育児を各専門医が連携する
チーム医療でサポート
満足度の高い無痛分娩のほか小児科予防接種外来を開始
お母さんとそのご家族の心と身体に寄り添い、妊娠・出産・育児まで一貫したサポートを行う小阪産病院。2020年からは無痛分娩を開始し、経産婦に加え、初産婦の受け入れも行っている。良質で安全な無痛分娩を提供するため、集中治療の専門医でもある麻酔科医を招き、緊急時にも専門的な対処ができる体制を整えている。「無痛分娩において産婦人科医が麻酔を兼任しているケースが多いですが、当院では専任の麻酔科医が麻酔管理を担当します。産婦人科医や麻酔科医をはじめ、助産師、看護師、小児科医、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師といった多職種が日頃から密に情報共有を行っており、一人ひとりに寄り添ったお産へとつなげられることが当院の強みです」と伊尾院長。また小児科の常勤医を増やすことで、小児科領域の拡大にも尽力。昨年度より小児科予防接種外来をスタートさせたほか、乳児の細気管支炎やウイルス性肺炎の主な原因となるRSウィルスに対する妊婦さん向けワクチン「RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ)」も導入した。2025年3月には生後2〜4カ月の乳児に対する予防接種も開始。ほかにも月に一度、ニューボーンフォト用のブースを用意した「ママイベント」を開催するなど、お母さんとそのご家族が出産を特別な思い出として残すための取り組みも積極的に行っている。

こだわりPOINT 1
子供向けの予防接種外来を開始
お母さんたちのニーズに応えるため、同院は小児科領域を段階的に拡大している。2024年10月より「インフルエンザワクチン」と子宮頸がんの予防のための「HPVワクチン」といった小児科予防接種外来を開始したほか、2025年3月には生後2〜4カ月を対象とした乳児の予防接種を導入した。「これまで1カ月健診を中心とした赤ちゃん外来を設けていましたが、産後のお母さんたちの不安にできる限り寄り添うことができればと思い導入を決めました」と末永先生。お母さんと赤ちゃんの健康を守るため、小児科領域の充実に取り組んでいく。

こだわりPOINT 2
実力派シェフによるお祝いディナー
出産を終えたお母さんへの労りと赤ちゃんの誕生という記念日を祝い、元リーガロイヤルホテルのシェフによる本格フレンチディナーを提供。「お祝いディナーは新しい命を迎えたご家族にとって、一生に一度の特別な瞬間を彩る重要な役割を担っています。ホスピタリティを何よりも大切に、一品一品の細部にまでこだわり丁寧に仕上げてまいります」と昨年新たに就任した阪本シェフは話す。家族とお祝いディナーを楽しめるダイニングルームでのサービスのほか、ディナー中は「キッズハウス小阪」での預かり保育(要予約)を利用することも可能。

こだわりPOINT 3
前向きな子育てにつながる産後ケア
同院の姉妹施設である「産後ケアセンター小阪」では、助産師や保育士といった専門スタッフが授乳指導や育児相談を行い、お母さんと赤ちゃんのケアを行っている。近年、産後ケアの需要が高まる中、同センターは数カ月先まで予約が埋まるほどの人気ぶり。「産前から産後のことをお母さんと一緒に考え、しっかりとフォローできる体制を整えていきたい」と話す竹村先生。小阪産病院においても入院期間を延長し、産後ケアを受けることも可能だ。早い段階で産後ケアの利用を検討し、安心して育児をスタートできる環境を事前に備えておきたい。

先生のことば
お母さんの心に寄り添った医療提供を目指します
当院はお母さんやご家族のお悩みに丁寧に寄り添い、地域や時代のニーズに合わせた医療提供を行ってまいりました。この地域で安心して子供を産み、育てていけるようお手伝いさせていただきますので、不安やお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください

竹村真紀先生
ここもチェック!
お母さんの心に寄り専属のサポートチームによる
最上級のサービスを提供


妊娠生活のサポートや希望に合わせた出産プランニングを行う「ハートフルコース」。通院中は少ない待ち時間でスムーズな診療を受けられるほか、マタニティフォトやニューボーンフォトなどの手厚いサービスを受けることができる