医療法人 竹村医学研究会（財団） 小阪産病院
新しい家族との対面を
安心して迎えられる
充実した医療体制
出産や育児など、ライフステージとともに変化する女性の健康をサポートしている小阪産病院。チーム医療を実践し、より水準の高い周産期医療の取組みについてお話をうかがった。
充実した専門家を揃えよりサポート体制を強化
女性や家族にとって人生の節目である妊娠や出産、育児を一貫してサポートしている小阪産病院。お母さんの体調や体質、赤ちゃんの成長状況に寄り添ったケアで安心してお母さんが出産に臨めるよう、専門職が連携し包括的に支援するチーム医療に取組んでいる。「産婦人科医師や助産師、看護師をはじめ、小児科医師、麻酔科医師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師といったチームでお産をサポートしています。独りよがりにならない多角的な視点で判断ができ、より客観的に最適な治療の提供を心がけます」。チーム医療の成果の1つが、無痛分娩である。同院では麻酔科医師、産婦人科医師の人員体制を充実させ、経産婦だけでなく初産婦でも無痛分娩を実施できる体制を整えている。また、姉妹施設の「小阪レディースクリニック」や「産後ケアセンター小阪」、保育所の「キッズハウス小阪」と連携し、 妊娠から出産、育児までを切れ目なくサポートする。地域の女性たちにとって心強い存在となっている。「『産後ケアセンター小阪』は多くの方にご利用いただき、連日満室になっています。当院で出産された方がスムーズに産後ケアを受けられるよう、院内でも産後ケアを実施しています。できる限り産後ケアを必要としている方へのご要望にお応えしていきたいです」。同グループは今後も医療を通じた地域社会へのさらなる貢献を目指す。
出産のお祝いとしてアフタヌーンティーや本格フレンチディナーを提供
産後ケアの充実を目指してケア室の増設や院内での受け入れも開始
こだわりPOINT1お母さん同士で楽しむアフタヌーンティー
2023年4月から出産のお祝いとしてアフタヌーンティーを提供するサービスを実施。お母さんたちが集まり、スイーツと季節のフルーツが用意されたテーブルを囲むアフタヌーンティーは、自然と会話が生まれるコミュニケーションの場になっている。「コロナ禍を経て、お母さん同士の交流が少なくなってしまいました。美味しいスイーツを楽しみながら、同じ時期に出産を経験したお母さん同士で悩みなどを共有し、育児に対する不安な気持ちの軽減ができればと思います」。
こだわりPOINT2新たな家族の誕生を本格フレンチでお祝い
出産を終えたお母さんへの労りと赤ちゃんの誕生という記念日を祝って、有名ホテルのシェフによる本格フレンチディナーを提供。「当院では心からのお祝い、おもてなしができればと思い、経験豊かなシェフによる四季折々のメニューを揃えたお祝いディナーをご用意しております」。家族1名とダイニングルームでディナーを一緒に楽しめるサービスは、多くの患者が利用している。6歳までの子供がいる場合、ディナー中はキッズハウス小阪での預かり保育のサービスも実施。（要予約）
こだわりPOINT3より多くのお母さんの不安に寄り添う産後ケア
助産師や保育士による専門的な養育支援を行う産後ケアセンター小阪。産後ケアニーズの高まりも影響し、ほぼ毎日満室の状態が続いているため、ケア室の増設・沐浴施設の改修を目標にクラウドファンディングを実施した。多くの支援により、ケア室を2部屋増設・沐浴施設の改修を実現。さらに、同院でも産後ケアを希望する患者を受け入れている。「1人でも多くのお母さんに安心して子育てをしてもらえるよう産後ケアに取組み、”出産したら産後ケア”という新たな当たり前の普及を目指します。」
