地域医療のこれからについて
市長からのメッセージ
現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、今後の対策、取り組みについてうかがいました
東大阪市長
野田 義和
地域医療の連携で安心してくらせるまちへ
~地域医療体制の構築に向けて~
2025年には団塊の世代が75歳以上となる超高齢社会を迎え、2040年頃まで高齢者人口の増加が続くと推計されており、今後、さらなる地域医療体制の整備や医療・介護の充実が必要となります。
新型コロナウイルス感染症への対応を通じ、地域医療のさまざまな課題が浮き彫りとなり、地域における医療機能の分化・連携、役割分担の重要性などが改めて認識されました。また、近年、台風や線状降水帯の発生等による豪雨災害が国内で多く発生していることや、遠くない時期に、南海トラフ地震等の大規模地震発生が懸念されることから、災害時に備えた医療体制確保についても重要性が増しています。災害時の備蓄として、食料や防災グッズも大切ですが、持病がある方は、薬がないと命に関わることもあります。平時より主治医と相談しておきましょう。
地域医療連携とは、地域内の医療機関がそれぞれの機能や役割を分担し、患者が適切な医療サービスを受けられるようにするための仕組みです。高度な医療設備や専門性を有する病院、かかりつけ医などが役割分担し、相互に連携することで、患者は急性期の病院治療から回復期を経て、かかりつけ医による診療、在宅での療養が継続できます。スムーズに切れ目のない医療を提供することで、住み慣れた地域での在宅療養を選択することが可能になります。
今後も市民の皆様が安心して暮らせるまちをめざして、地域医療体制の整備や医療・介護の連携の推進を図ってまいります。皆様の一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。