門真市長 宮本 一孝

2025年
市長・区長からのメッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、
今後の対策、取り組みについて、市長にうかがいました。

門真市長

宮本 一孝

パーソナルヘルスレコードでご自身の健康を見える化

 本市の医療行政に対し、多大なるご理解ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 さて、いよいよ「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025年大阪・関西万博が開幕します。
 本市では、万博を契機に「未来社会」の実現に向け、健康寿命延伸を目指すスマートシティの取組を地域医療と連携して進めております。
 取り組みの1つとして、7年1月に民間企業等と連携し、スマートフォンアプリ等で健康に関する情報を一元的に管理するパーソナルヘルスレコード(PHR)サービスを開始いたしました。
 PHRサービスは、生涯にわたる個人の健康・医療等のデータを、マイナンバーカードと連携した本人認証機能を有する統合デジタルIDを備えたアプリで管理するもので、運動や食事、服薬情報をはじめ、健診や医療機関の受診情報を自身で一括して管理することができます。また、自己管理だけではなく、家族やかかりつけ医等も確認が可能となり、データの蓄積により健康状態や生活習慣を可視化することで、健康意識の向上や行動変容を促す他、より効果的な医療連携が期待されます。
 また、3月に策定の「門真市第2次健康増進計画・食育推進計画」においても「健康寿命の延伸」を基本目標として掲げており、社会動向や本市における現状・課題を捉えながら、生活習慣病の発症・重症化予防とロコモティブシンドローム及びフレイル対策、次世代における食育の推進、誰もが自然に健康になれるまちづくり等について、地域と行政が一体となって推進してまいります。