鶴見区長 内田 忠憲

2025年
市長・区長からのメッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、
今後の対策、取り組みについて、区長にうかがいました。

鶴見区長

内田 忠憲

だれもが自分らしく安心して
共に暮らし続けられるまちづくり

 高齢化社会の進展や、その家族の就労・就学などにより家族支援の在り方が多様化している中、介護が必要な方や認知症高齢者への支援のために、地域包括ケアシステムの構築がますます重要となっております。
 そうした中、鶴見区では令和5年4月策定の「地域保健福祉ビジョン」に基づき、相談支援機関・地域・行政が一体となり参画している「つながる場」の提供や、地域有償ボランティア活動「あいまち」の実施など、「気にかける・つながる・支え合う地域づくり」及び「だれでも・いつでも・なんでも言える相談支援体制づくり」を進めています。
 このほか、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に供給されることで、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療や介護・認知症等に関する正しい知識と理解の普及・啓発を進めるため、鶴見区の三師会や関係機関等で構成する「つるりっぷネット」を通して講演会を開催するとともに、「鶴見区在宅医療・介護連携相談支援室」(区医師会内に設置)編集の『鶴見区版 人生会議の手引き』を配布しています。
 また、地域では地域活動の担い手の皆様に運営いただいている「いきいき百歳体操」等では、介護予防のための運動機会としてだけでなく、安否確認や交流の場ともなっております。
 引き続き、地域と行政、関係機関が協働して取組みを進めてまいります。皆様にはご理解とご協力の程お願い申し上げます。