内科・泌尿器科さとうクリニック

高度な技術と知識を活かした幅の広い医療を提供し高齢化が進む地域を支える
培った経験、技術、知識で地域医療を救うために開院
東大阪瓢箪山の商店街を北に抜けた先に居を構える内科・泌尿器科さとうクリニックは、今年の6月で開院3年が経つ。院長の佐藤先生は泌尿器科の専門医として東京の国立がんセンター中央病院や東大阪市にある河内総合病院、若草第一病院などの基幹病院で勤務医として活躍してきた。同院は腎臓・尿管・膀胱・前立腺・生殖器など泌尿器科疾患への診療はもちろん、一般内科、各種がんの診断治療、緩和ケアなどにも対応している。患者への親身な対応と的確な診療で、すでに地域にとって欠かせない存在となっている同院だが、佐藤先生は最初から開業医を目指していたわけではないという。「勤務医として働いているときは、泌尿器科疾患に対して手術を含めてよりレベルの高い治療を全国に広めていくことが使命だと思っていました。しかし、医師としての人生や時間を考えたとき、今まで培った技術と知識を活かして地域医療に貢献したいという想いがふつふつと湧いてきました」。勤務医として働く中で見つけた医師としての使命を果たすため、佐藤先生は今後も地域を支え続ける。
患者からの要望で始まった在宅医療で地域を支える
同院は泌尿器科や内科の外来診療に加え、患者の自宅や介護施設などに訪問して医療提供をする在宅医療にも対応している。「在宅医療も当初は考えていませんでしたが、開院直後に患者さんから『通院が難しいから訪問して診てほしい』と要望があったことがきっかけで始めました。地域の高齢化に伴い、自宅での療養生活を希望される方も多く、年々ニーズの高まりを実感しています。訪問診療に行くと、皆さんとても喜んでくださるので、医師としてのやりがいを感じています」と笑顔を見せる佐藤先生。同院は24時間365日体制で往診に対応しており、自宅や施設での看取りも行っている。患者だけではなく、地域の医師も高齢化している中で、同院の在宅医療に寄せられる期待は計り知れない。 また、同院ではより高度な医療が必要になった場合に、連携する病院への紹介も可能だ。「当院では診察後、より専門的な検査や治療が必要と判断した際に、勤務医時代に在籍していた若草第一病院をはじめ、近隣の基幹病院へ紹介しています。手術が必要であれば私が執刀することも。また、退院された患者さんを逆紹介という形で受け入れ、サポートすることもあります。この地域には泌尿器科が少ないこともあって、医療機関からの逆紹介も増えています」。佐藤先生の人脈も患者にとって安心材料の一つだろう。さまざまな角度から診察し、患者や家族の要望も考慮しながら、ときには病院への紹介も含めて最善の医療につなげる。同院を中心として、地域全体で患者を救う体制が整っている。
困ったときに頼られる町のお医者さんを目指して
同院は一般内科の需要も高く、頭痛や発熱、体調不良などに対応している。一般内科はよくある症状や疾患に対して最初に診療する科で「体調が優れないが、どこに診てもらえば良いか分からない」という患者の受け皿にもなっている。また、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる疾患につながる生活習慣病の対応にも注力。予防には患者の生活習慣を改善する必要があるため、単に薬の処方だけではなく、食事や運動などの生活指導といった総合的な診療をしている。佐藤先生は同院が多岐にわたる医療提供を行う理由について「残念ながら閉院する医院が増えているのがこの地域の傾向です。必然的に当院がカバーする範囲が広がっているからです」と話す。そんな地域性の中で〝敷居の高くないクリニック〞を目指す佐藤先生は、診察の際も患者の話を親身に聞き取り、治療に関して丁寧な説明を欠かさない。「何でも話しやすい関係性を築くことがとても大切。診療中も街でばったり会ったときも、友人のように世間話をしています。通院の敷居も下がるでしょうし、患者さんの社会背景や家庭環境などを知ることで初めて分かることも多いので。患者さんの何気ない一言が治療に役立った経験もあります」。患者一人ひとりに寄り添った診療、精神面も含めた総合的なケアは、佐藤先生のこうした姿勢によって成り立っている。同院はさまざまな健康問題について気軽に相談できる”町のお医者さん”だ。



1.泌尿器科疾患だけではなく、さまざまな疾患の精密な検査に使用する超音波診断装置
2.落ち着いて受診できるように、ベッドにもなるリクライニングシートを設置
3.いつも通りに排尿するだけで、尿の勢いを正確に測定できる尿流量測定装置を導入
PROFILE
佐藤 仁彦 先生
【プロフィール】A型/天秤座/関西医科大学卒/大阪府出身/日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
【趣 味】昔は車が好きでよく自分でカスタムしていました。最近は、おうち時間が長いこともあって、Youtubeやアニメを鑑賞することも多くなりました
【休日の過ごし方】休日はバニラちゃんと名付けた毛色がオフホワイトのチワワと過ごすことが多いです。飼い始めて8年になりますが、いなくなってしまうことを想像するだけで怖いくらい愛情を注いでいます
教えて先生!
泌尿器科は男性患者が多いイメージなので、女性には受診のハードルが高く感じます
ご安心ください。実際に泌尿器科疾患で来院される方の半数以上は女性です。当院は誰もが安心して受診いただけるように、女性患者さんの診察には必ず女性スタッフが同席するようにしています。泌尿器科に限らず、一人で悩みを抱えやすい婦人科疾患なども診察いたしますので、不安なことやお困りごとがございましたら、気軽にご相談ください。必要であれば専門の医療機関もご紹介できます
内科・泌尿器科さとうクリニックの姿勢

“プライマリ・ケア”を第一に考え患者や家族の想いを尊重する地域密着型のクリニックを目指す
体の調子が悪いけれど、どの診療科に診てもらえば良いか分からないことはよくあります。当院は丁寧なヒアリングや精密な検査を通して的確な診断と治療を提供できるよう努めていますので、まずは一度ご相談ください。これからも患者さんやご家族の希望も尊重した診療をすることで、地域医療に貢献します
Clinic Data
院名 内科・泌尿器科さとうクリニック
電話番号 072-984-3101
所在地 大阪府東大阪市喜里川町3-13 阪田屋ビル1F
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