医療法人 惠和会 惠和会総合クリニック

Helloご近所ドクター
新総合クリニックとしての診療がスタート
医療体制の強化を図り
さらなる地域医療の充実を目指す
地域住民の健康を守るため
新たな一歩を踏み出した
「2019年4月から惠和会総合クリニックは生まれ変わります」と笑顔で話してくれたのは、惠和会総合クリニックの廣田院長。この春からオープンした新クリニックについて想いを語ってくれた。「増築工事を施し、現在の内科・循環器内科、整形外科、皮膚科の3診療科に加えて、消化器・内視鏡内科、婦人科・乳腺外科(※6月よりスタート)、総合診療科・呼吸器内科、耳鼻咽喉科などの新しい診療科と入院施設を有した名実共に〝総合クリニック〟となりました。今までの外来メインの診療に、入院施設を兼ね備えたことで病院の機能強化を実現。検診やドック、内視鏡検査及び治療の術前、術後の際にも入院いただき、そこから受診していただくことも可能になりました。もちろん、通常疾患の入院から退院までの治療・看護・支援も行ってまいりますので、ぜひともご活用いただければと思います」。また、クリニックでは稀である診療科目の多さも同院の特長。〝何でも相談できるかかりつけ医〟という敷居が低く間口の広い医療機関を信条に、誰もが来院しやすいクリニックを目指す。
より高度な地域医療を提供するため、最新鋭の機器と各専門の常勤医師の拡充を図り、2019年春から新しく生まれ変わった
リハビリチームで連携し、運動療法と物理療法を組み合わせて最適な治療を提供
関西1号機となる日立製最新型『64列CT装置』を新たに導入
地域医療の拠点として
新たな医療体制を構築
新総合クリニックとしてスタートしたのを契機に、様々な側面から患者さんを支援していく体制づくりを図る同院。消化器・内視鏡内科に関しては、眠っている間に診断から治療まで済ませる『セデーション(静脈内鎮静法)』を導入し、苦痛の少ない内視鏡検査を実現した。「内視鏡検査は〝苦しい〟〝辛い〟といったマイナスイメージが強く、敬遠されている方も多いのが実情です。当院では1時間前後の眠っている間に〝診断から治療〟まで済ませるセデーション(静脈内鎮静法)にて行っており、目が覚めると検査はもちろん、ポリープや早期がんの切除も終了しているのでストレスなく手術を受けていただけます」。婦人科に関しては、女性特有の疾患に対して気にはなっているけど検診を受けるまでは至っていないという方のために、女医と女性スタッフだけの『レディースフロア』を設置。乳がん検診、子宮がん検診はもちろん、生理不順や更年期障害についても相談しやすい環境が整った。また、どの診療科目を受診すればいいのかわからないという方に対しては、なんでも相談できる『総合診療内科』を新たに開設。内科系であれば、総合診療科の常勤医師が初期診療を担当し、診療内容によって消化器内科、循環器内科、呼吸器内科の各常勤専門医が互いに検討会などを行いながら診療する体制を確保した。「〝クリニックでありながら、各専門医がその患者様の症状にあった診療を行う〟を理念に掲げ、まずはその入口として、常勤医師が、何でも相談のしやすいかかりつけ医となれるよう尽力していきます」。
最新鋭の機器を揃え
高度で幅広い医療を提供
「当院では、地域医療として特に『予防医学』に力を入れていきたいと思っております。大東市5がん(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん)検診可能施設として、それらを診療するドクター陣も各専門医が担当させていただきます」と話す廣田院長。ハード面については患者さんの負担軽減を考え、医療設備の充実にも余念がない。「関西1号機となる日立製最新型『64列CT装置』を導入したことで、従来のクリニックでは撮影が困難であった『冠動脈石灰化』が容易に映像化できるようになりました。冠動脈とは心臓の筋肉の栄養となる血液を運搬する、心臓を包み込むように走行している3本の重要な血管のこと。動脈硬化の原因となるプラークの主成分は初期の悪玉コレステロールですが、時間と共に石灰に変化し、心筋梗塞をはじめ脳梗塞までを誘発する原因となります。当院ではその予防の為に、皮下脂肪や内臓脂肪の撮影と同様、冠動脈石灰化の撮影をお勧めしています」。またこの春からは、長期間心臓の拍動を継続的に監視し、不整脈や失神などが起きた際に無線通信で心電図に記録する『植え込み型ループ式心電計』を新たに導入予定。装置は手のひらに収まるサイズで、ペースメーカーとは違い簡単に摘出することも可能なので、不整脈や失神などに心当たりがある方は、一度相談してみてはいかがだろうか。
ココもチェック
4月に新病棟完成
新たな診療科目が加わり
さらなる地域貢献を目指します
消化器・内視鏡内科、婦人科・乳腺外科(※6月よりスタート)、総合診療科・呼吸器内科、耳鼻咽喉科などの新しい診療科が加わりました。新たな診療科の開設と入院加療も可能なクリニックとして、地域の皆様の健康管理に貢献できる医療を目指してまいります
教えて!先生
高齢化が進んでいますが、自立した生活を続けるためにはどうしたら良いでしょうか?
当院では医療保険のもと、腰痛や関節痛でお困りの方々に対して、理学療法士が1対1でリハビリテーションを提供しております。 また、この4月からは理学療法士を増員するなど、お待たせすることが少なくなるよう努めております。外来リハビリテーションに関しては、主治医の指示のもと提供しておりますので、ご希望の方はまず診察をお願いいたします
廣田 健 先生
【プロフィール】
大阪大学医学部卒/兵庫県出身/日本整形外科学会整形外科専門医/日本整形外科学会リウマチ認定医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション認定医
【趣 味】
旅行が好きで、国内だけでなく海外にも行きます。なかでも個人的によかったのはマチュピチュです
【休日の過ごし方】
趣味でもあるのですが、健康のためにテニスと釣りを続けています。リハビリ以外の時間をどのように過ごすか、日常生活でのアドバイスもしていけたらと考えているので、何か一つ目標を持ち、1日でも長く質の良い充実した毎日が過ごせるよう心がけています