医療法人 寿山会 喜馬病院

医療法人 寿山会 喜馬病院
医療・介護・在宅医療の 多角的なサポートに尽力し 患者さんと信頼関係を築く
ICTシステムの導入や内視鏡外科手術による低侵襲医療の提供、さらに介護施設の運営などあらゆる先進的な技術を積極的に取り入れながら進化を続ける喜馬病院。新たな取組みへの想いと今後の展望を喜馬理事長にうかがった

医療法人 寿山会 喜馬病院

喜馬 通博 理事長

ICTシステムの活用

情報共有による効率化と 〝ワンストップ〟の医療提供

 1953年の創業以来、東大阪市の急性期医療の一翼を担ってきた喜馬病院。医療現場でより円滑な連携で患者さんへ迅速な対応ができるように、ICT(情報通信技術)システムを導入し、医療と介護の情報共有化に力を入れている。「当院では『ID–Link(アイディーリンク)』という患者情報共有システムを導入し、各医療機関のパソコンから当院との診療情報の共有や検査予約が可能になりました。近隣医療機関の先生とは今まで以上にスムーズな連携が取れています」。システムを導入して3年が経った現在も、さらなる業務効率化が図れるよう入力を簡素化したソフトの導入を検討。病病連携、病診連携のネットワークを構築する上で、中心的役割を担っている。また介護の分野において、介護用ロボットも積極的に活用したいという喜馬理事長は、日進月歩で進化し続ける医療や介護の知識をアップデートし続けている。その根底には、患者さんと医師との“信頼関係”を大切にしているからだと語ってくれた。「私たちが目指すのは“ワンストップ”の医療提供です。困った時に『ここに来たら全て診てくれる』と地域の方々に信頼して来ていただけるように尽力しています。その実現のため、医療、介護、在宅とあらゆる角度からサポートができる体制を整えています。もちろんワンストップといっても、診療科は限られていますので、地域の医療機関との連携は必要不可欠です」。医療・介護の総合窓口として、基幹病院や地域の診療所と連携を取りながら、患者さんを包括的にサポートしている同院。今年4月より内科医と整形外科医を増員し、内科、外科の両科をますます強化している。

同院ではどの部位にも高精度で対応できる超音波診断装置「ARIETTA 850 SE」を導入している

家庭での介護と違った生きがいの場づくりとリハビリを提供する『介護老人保健施設ヴァンベール』

高齢化社会への柔軟な対応

医療と介護の一体施設で 包括的なサポートを行う

 高齢化社会と共に必要になってくるのは、包括的なトータルヘルスケアの継続だと喜馬理事長は唱える。「医療と介護の一体提供と言いますが、そのベースにはリハビリが必要だと考えます。そこで、私たちはリハビリ施設を設け、質の高いトータルケアを提供することで患者さんの治療成果にもつながっています。現在のクオリティを担保しながら、地域住民に貢献していくことが私たちの目標です」。同院では、認知症予防やリハビリテーション、在宅医療など多角的な医療・介護の提供に柔軟に対応できるよう『介護老人保健施設ヴァンベール』や『認知症対応型共同生活介護グループホーム 緑の風』、『介護付き有料老人ホーム 緑風館』などを併設している。また、さらなる地域のニーズに対応するために新たな医療介護施設の展開を予定し、進化を続けている。「看護小規模多機能型居宅介護(通称カンタキ)を始めようと現在準備中です。登録可能な利用者数は29名と決まっているので、一人ひとりのスケジュール管理がしやすくなり、より密なケアが可能になります。看護師が中心となってサポートするので、利用者さんやご家族の方にも安心してご利用いただけると思います」。

医療関係者や一般の方を対象とした講演会を実施するなど多方面で活躍する喜馬理事長

(右)熊野院長と(左)弓場先生が内視鏡外科手術を執刀する。手術症例数は一昨年時点で2000例を超え、高い精度の手術は各方面から注目を集めている

低侵襲治療の推進

内視鏡外科センター ハイレベルな医療の提供

 内視鏡外科センターを有する喜馬病院では、日本内視鏡外科学会の技術認定医の熊野院長を含む、外科医師2名が中心となり内視鏡外科手術に注力。手術症例数も年々増加し、低侵襲な医療の提供に尽力している。「近々4K技術を搭載した最新のシステムに切り替えようと検討しています。医療機器への投資は、手術時間の短縮化やリスクの軽減など患者さんへよりクオリティの高い医療の提供につながると考えます」と力強く語る喜馬理事長。地域になくてはならない病院として存在感を放っている同院は、今後もさらに多くの患者さんに貢献していくだろう。

hospital data

医療法人 寿山会 喜馬病院
TEL:072-961-6888
東大阪市岩田町4-2-8