こにし耳鼻咽喉科

Helloご近所ドクター
正確な診断で
早期治療を目指し
日帰り手術にも対応

透明性の高い医療を提供し
早期治療に注力

子どもの頃に耳鼻科の手術を受けたことがきっかけで、耳鼻咽喉科の医師を目指したという小西先生。イタリアで先進医療を学んだ後、しばらく大学病院や大病院で重症患者さんの診療を行っていたが、今年3月に開業することを決意した。「重症患者さんを診ていると、早く受診していれば適応できる治療があったのにと感じることが多く、もっと早い段階から患者さんを診たいと思うようになり、開業することを決めました。現在では臨床工学が発展し、非常に少ない負担で検査や治療ができるようになっています。それらの機器を駆使すれば、患者さんを正確かつ迅速に診断して、様々な治療の選択肢を提示できると考えています。また、私の子どもの頃の経験から、お子さんの治療にも力を入れていきたいと考えていますので、学校健診で何か異常があった際にはぜひお早めにご相談いただければと思います」と、小西先生は熱い胸の内を語った。先生は大阪府内でも有数の手術実績を誇り、その腕は書籍にも取上げられるほど。先生の開業医としての活躍に期待が高まる。

採光が良く、明るい雰囲気の待合室。バリアフリー設計になっている

日帰り手術の多くは、低侵襲で負担の少ない内視鏡で実施。耳の手術は顕微鏡でも行う

扁桃炎や難聴、めまいなどの治療で、点滴を用いる場合に使用する点滴室。個室なのでリラックスして治療が受けられる

耳や鼻の疾患における
日帰り手術の提供

眼科の白内障日帰り手術ほど世間に浸透していないが、耳鼻咽喉科においても技術が発展し、日帰りで手術可能な症例が増えてきた。小西先生は高い技術力をもって、いくつかの日帰り手術を提供している。「イタリアのグルッポ・オトロジコという耳鼻科の先進医療センターに臨床留学していたのですが、そこでは生活の質を落としたくないという患者さんが多く、日帰り手術も盛んに行われていました。そこで医療を学んだ結果、日本でも日帰り手術が十分に可能だと考え、帰国してから大学病院などで日帰り手術を行ってきました。当院でも日帰り手術を実施しており、耳の疾患であれば慢性中耳炎や滲出性中耳炎の手術で適応します。鼻の疾患であれば副鼻腔炎や、鼻づまり、重度のアレルギー性鼻炎の方に手術を適応します」と、小西先生。基本的に小さな機器での手術になるため最低限の傷で手術ができ、負担は少ないという。また、アレルギー性鼻炎に関しては手術以外にも様々な治療を提供しているようだ。「アレルギー性鼻炎であれば、軽度なら内服薬の処方を検討します。薬にもいくつかの種類があるため、効果の強弱や副作用の有無など、患者さんと相談しながら投薬をいたします。通常の薬で効果が薄い場合には、近年登場した舌下免疫療法を行い、それでも改善が見られない場合はレーザー治療や、アレルゲンに過剰に反応する神経を切断する手術の検討をいたします」。いずれの病でも、なるべく初期から診察を受けることで治療の選択肢は広まる。ぜひ早い段階で受診をしてほしい。

病診連携を行い
様々な症例に対応

耳鼻咽喉科領域には、命に関わる病が少ない印象を持っている方も多いと思うが、全くゼロというわけではない。「あまり有名ではなく頻度も少ないですが、耳鼻咽喉科領域においてもがんが発生する場合があります。初期のがんは痛みが少なく気が付きにくいのですが、喉に痛みや違和感があってそれが1か月以上続くような場合には、風邪と思って油断せず、一度耳鼻咽喉科に通うことをおすすめします。検査自体は数十秒しかかからず、かかる負担はごく僅かです。仮に咽頭がんであった場合にも、早期であれば内視鏡で摘出できるため、当院の場合は処置が可能な大病院をご紹介いたします」。過去に小西先生が勤務していた日本赤十字病院をはじめ、八尾市立病院や徳洲会病院など、高度医療が可能な病院を紹介してくれるとのことで安心だ。また、がんでない場合にも放置すると危険な病があるという。「鼻の気道粘膜と気管の気道粘膜は組織が同じであるため、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎を放置していると、肺炎や喘息を引き起こすというケースが起こりえます。例えば喘息と副鼻腔炎を併発した場合、片方の病だけ処置していても治らないということもあるため、その場合には他院の呼吸器内科と密接に連携を取り、治療に望む所存です」と、小西先生は語る。どんな小さな症状であっても、いつまでも治らないなら我慢をせずに先生に相談して、自らの健康を守っていきたいところだ。

スタッフからのMessage

耳や鼻の一部疾患において
日帰り手術の提供を実施
生活の質向上を目指します

当院が日帰りで行っている手術は、鼓膜/鼓室形成術と鼻腔内内視鏡手術です。耳であれば慢性中耳炎や滲出性中耳炎に適用し、鼻であれば副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎において手術を行います。昔のように大きな手術は必要なく、少ない負担で治療ができるので、ぜひご相談ください

教えて!先生

ずっと耳鳴りが止まらなくて困っています。
何か治療法はありますか。

最近耳鳴りの発生のメカニズムが解明されはじめ、効果的に治療できることが増えてきました。まずは原因を精査するために検査が必要になりますが、主に脳の聴覚野に原因がある場合が多いです。治療法は様々ですが、聴覚野を刺激する方法や、聴覚が残っているなら聴覚を良くする手術、場合によっては特殊な補聴器を紹介するなど、状況に合った最適な治療を処方します

小西 将矢 先生

【プロフィール】
AB型/蟹座/関西医科大学卒/八尾市出身/医学博士(関西医科大学)、日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医/身体障碍者福祉法第15条指定医(聴覚障害・平衡機能障害)、関西医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科非常勤講師
【趣 味】
旅行が好きで、学生時代は海外に行くことが多かったです。イスラエルやエジプト、タイ、ネパール、インドなどに訪れたことがあります
【休日の過ごし方】
最近は忙しいため、あまり時間が取れないのですが、一番最近出かけたのは滋賀のスキー場です。骨折しないようになるべくそっと滑りました。たまに一人で山登りに行くこともあります

hospital data

こにし耳鼻咽喉科
TEL:072-990-3387
八尾市萱振町1-13-6


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