森外科・内科クリニック

小回りの利く高機能医療機関が信条 地元への深い愛着を原動力に 患者さん本位の医療に徹底して注力

半世紀以上の歴史を誇る 地域のかかりつけ医として

 幼少の頃から東大阪市で育ったという森重人先生。森外科・内科クリニックは前身の森外科病院時代から50年以上の歴史があり、地域のかかりつけ医として幅広く支持されている。「患者さんからいただける“良くなった”の言葉が、私にとっては何よりの喜び。私の方が患者さんからパワーをもらっているかも知れませんね」と森先生は目を細める。森先生は福岡大学医学部を卒業後、各地で外科医としてキャリアを磨き、京都大学附属病院で博士号を取得。地元に貢献したいと、1994年にお父様が院長を務める森外科病院の副院長となった。そして2014年4月、現クリニック名に変更、2017年3月に2代目院長に就任した。専門は外科だが内科、整形外科など幅広い科目の疾患に対応しており、診療の合間をぬって経鼻上部消化管内視鏡検査・超音波検査(血管・消化器・乳腺)などの諸検査や、外傷などの手術も行っている。さらに循環器内科・整形外科専門医の診療も受診できる体制を整え、地域の医療機関とも密に連携を取りながら手厚い診療に尽力している。

様々な機器・設備を取り揃えた理学療法の専門ルーム

「けあきの森訪問看護ステーション」で活躍するスタッフたち。経験豊富で森先生も全幅の信頼を置いている

ホクロやイボの除去に用いられる炭酸レーザー治療器。術中・術後の痛みも各段に抑えられており、傷痕も目立たない

昨年の訪問診療実績は2316件 在宅医療にも並々ならぬ力を注ぐ

 森先生の診療におけるモットーは、一人ひとりの患者さんとじっくり向き合い、なるべく距離を詰めて〝同じ気持ちを共有すること〟。このスタイルが確立されたきっかけには、若手医師の頃に経験したこんなエピソードがある。「長浜赤十字病院に勤務していた時、あるがんの患者さんを担当することになったんです。高齢の女性だったのですが、周囲の看護師も困るほど頑固な性格の方でしてね。なかなかお願いを聞いてもらえない状況でした。ある日、その患者さんがベッドに座って爪を切っておられるのを見て、私も同じベッドに腰かけて世間話をしながら爪切りを手伝ったんです。何の気なしに取った行動だったのですが、それを機に私には心を開いて接してくださるようになったんですよね。患者さんの横に座るだけで、心の距離もこんなに縮まるんだと一人の医師として目から鱗が落ちる思いでした」。同クリニックでは在宅医療にも注力しており、がんの在宅緩和ケアや看取り医療も積極的に行っている。昨年の訪問診療実績は2316件。がんや脳梗塞など大型病院で一定の治療が終わり、自宅に戻ってきた患者さんが中心だという。「普段は午前診と午後診の間に一日5~8件の患者さん宅を回っており、木曜日は全て訪問診療にあてて20数件を回っています。外来診療と同等の診療を提供できるよう、持ち運べるレントゲンなど設備投資にも力を入れています」。森先生は腹膜透析の導入に携わった経験もあり、在宅患者への腹膜透析にも対応可能とのことだ。

昨年に訪問看護ステーションと ケアプランセンターを同時開設

 いわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護など社会保障費の増大が懸念されているのが「2025年問題」だ。日本の総人口の実に4分の1が高齢者となる来るべき時を見据え、あらゆる可能性を視野に入れながら包括的な準備を進めるべき時期に入っている。そんな現状を踏まえ、同クリニック内に昨年誕生したのが「けあきの森訪問看護ステーション」。森先生の指示によって様々な医療処置が行われ、経験豊富な看護スタッフがきめ細かなケアを徹底。住み慣れた自宅で安心して日々が過ごせるよう、精神面・心理面のケアも含め療養生活を手厚くサポートしている。「訪問看護ステーションと同じタイミングでケアプランセンターも立ち上げ、身体の状況や生活環境、ご希望等によってサービス計画を作成する居宅介護支援サービスを実施しています。各分野のエキスパートが揃っているので頼もしい限りですし、私たちならではのスタイルを確立していくのはこれからですね」と森先生。先生には、何もかも忘れてのんびりするような、自分の時間はあるのだろうか。「ほとんどありませんね(笑)。家族旅行もこれまでで1、2回行ったくらいですから。ですが私にとって医師は、天から授かった仕事。患者さんの笑顔を見ると疲れなんて吹き飛んでしまいます」。愛する地域のため、そして自分に全幅の信頼を寄せる患者さんのため、森先生はこれからも自らが信じる〝医療道〟を力強く歩んでいく。

スタッフからのMessage

チームワークの良さはどの クリニックにも負けない自信が あります!

森先生を中心とした鉄壁のチームワークが自慢であり、個々のスキルはもちろん、スタッフ間の横のつながりも非常に強固。状況に応じて助け合いながら患者様の対応にあたっています。気さくで人と接することが大好きなスタッフばかりですので、どんな些細なことでも遠慮なくお声がけくださいね

教えて!先生

トイレの時にいきむとお腹の下にウズラ卵くらいの膨らみが…。何かの病気でしょうか?

その症状は「鼠径(そけい)ヘルニア」である可能性が非常に高いですね。腹膜や腸の一部が、足の付け根付近(鼠径部)にある筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。放っておくと膨らみが大きくなって痛んだり、腸閉塞になってしまう危険性もあります。まずは外科を受診し、症状を伝えて超音波検査を受けましょう。鼠ヘルニアの場合内視鏡手術が必要ですが、最近では日帰り手術が可能な病院もあります

森 重人 先生

【プロフィール】
O型/乙女座/東大阪市出身/福岡大学医学部卒/消化器外科認定医、外科専門医、介護支援専門医、認定かかりつけ医、臨床指導医、認定スポーツ医、認知症サポート医
【趣 味】
学生時代からバドミントンが好きで、現在はクラブチームに所属しています。最近忙しくてなかなか顔を出せていないのが残念ですが…。体を動かし、心地良い汗を流すのは最高のリフレッシュですね!
【休日の過ごし方】
丸一日休むことはほとんどありませんが、自分でパーツを買ってきてパソコンを改造したりすることもありますよ。読書も大好きで、歴史物や剣豪物、SF物を読むことが多いです

hospital data

森外科・内科クリニック
TEL:072-984-0777
東大阪市中石切町2-4-29