医療法人 酒井医院

地域のかかりつけ医として
包括的な医療を提供
患者さんに寄り添った診療を貫き、地域密着型の医療機関として定着している酒井医院。院長の酒井先生に、コロナ禍における診療や今後の展望をうかがった。
“命を守る”使命を胸に
あらゆる医療を展開する
命に関わる循環器疾患、呼吸器疾患だけでなく風邪やその他の一般的な内科疾患にも対応している酒井医院。長瀬の地で開業して23年を迎えた同院は、地域の高齢化に向き合い患者さんに寄り添うことで、地域密着型の医療機関としての役割を果たし続けている。院長の酒井先生は「病に苦しむ方々の役に立ちたい」という想いで医師を目指した。なかでも循環器・呼吸器科を志したのは「心臓や肺など、生命維持に関わる重要な臓器の診断を通じて人々の命を守る役目を果たしたいから」だという。その想いから、同院は他にも様々なアプローチで医療提供に取組んでいる。患者さんの家族から相談を受けて始まった在宅診療や訪問看護。2019年には養成研修を受けて認知症サポート医に登録し、高齢化に伴い増加傾向にある認知症患者のケアにも注力。地域の専門医や専門機関と連携を深め、介護や認知症の相談窓口にもなっている。また、対応している疾患の根本的な解決には予防医学が大切と考え、壮年期からの生活習慣病の改善や定期検診、禁煙治療にも積極的に取組んでいる。
コロナ禍に揺れた2020年を振り返って酒井先生はこう語った。「診療科がら高齢の患者さんが多いので、早い段階から感染症対策を徹底しました。現在は患者さんが戻ってきています。通院すること自体が運動にもなるので安心してご来院いただきたいですね」。withコロナの時代で患者さんの命を守るため、今後は在宅での運動療法など、診療と診療の間を埋められるような医療提供を模索する。
近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩2分とアクセス抜群の立地。患者さんの声に耳を傾け、自主性を大切にした診療を心がけている
患者さんを第一に考えて始めた取組みの数々
誰もが不安なく医療を受けられるように万全の体制を敷いている
こだわりポイント 1
最新鋭の設備を整えて的確な検査を
心臓、頸動脈や下肢静脈などの血管、腹部を精密に診断できる超音波検査装置や、心不全を診断する上で有用な指標であるBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)を測る装置のほか、肺機能検査、負荷心電図検査、24時間ホルター心電図などを取揃え、循環器・呼吸器を総合的に診断が可能。また、生活習慣病のケアに役立つ、血管の硬さやつまり具合を評価する装置も導入済み。地域のかかりつけ医として、できる限りの検査や治療を同院で完結できるように、最新鋭の機器の導入には余念がない。
負担が少ない検査を行います
こだわりポイント 2
地域の声から始まった訪問診療
地域の高齢化や患者さんの家族からの相談があり、一般的になる以前から在宅診療・訪問看護に注力している同院。在宅診療では来院時と同レベルの診療を、訪問看護では地域のケアマネージャーや介護士と連携しながら患者さんの健康管理を行っている。また、増加傾向にある認知症患者さんに対しても、地域包括医療センターや介護機関と共にサポートする体制を敷き、患者さんだけではなくそのご家族へのケアも欠かさない。様々な取組みを実施することで、隙間のない医療の提供を目指す。
通院が困難でも受診できます
こだわりポイント 3
安心して通院できるようコロナ対策を徹底
呼吸器疾患で通院している患者さんも多いため、感染症対策には一層気を使っている。受付のアクリル板設置、手指消毒、検温の徹底、予約診療の実施などはもちろん、精密機器工場のクリーンルームにも設置されているHEPAフィルター付きの空気清浄機や、飛沫吸引機、玄関には手指消毒付き自動検温機も導入。また、非接触で会計が済ませられるようにpaypayを始めるなど、できる限りの感染症対策は全て行っているため、地域の患者さんは同院に安心して通院することが可能だ。
3台の空気清浄機がフル稼働!
ここもチェック!
アプリの導入で成功率がUP
画期的な禁煙治療を導入


従来の治療法に加えて禁煙アプリを用いた治療法も選択可能に。禁煙アプリではAIが禁煙に有益な助言をしてくれます。また呼気COチェッカーがアプリと連動し、数値が可視化されるので、禁煙成功率が3割向上します

先生のことば
生活習慣病は一人での
改善は難しいので
ぜひ一度ご相談を
壮年期の方に多い生活習慣病予備軍
定期検診と治療で早期発見・早期治療を
生活習慣病は認知症や命に関わる循環器疾患にもつながる重大な病気です。当院では管理栄養士による栄養療法や看護師による運動療法など、生活習慣病予防のために包括的なサービスを提供しています。また、生活習慣病は自覚症状がない場合が多いので、早期発見・早期治療の第一歩として定期検診も行っています。一度受診することをおすすめします