医療法人 貴和会 しげまつ整形外科・手の外科クリニック

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手外科専門医による
低侵襲かつ高精度な手術

負担の少ない鏡視下手術を実践
手の疾患に特化したスペシャリスト
手・上肢の診療に取組む
手の総合病院
腱鞘炎や骨折、関節の病気、リウマチといった骨、関節、靱帯、血管、神経などの手に関する疾患全般を診る〝手の外科〟を特に専門とする医師がいる。それはしげまつ整形外科・手の外科クリニックの重松院長だ。重松院長は市立東大阪医療センターで9年間医療に携わり、年間約400例の手の外科手術を担当。以前学んでいた奈良県立医科大学では世界で初めて完全指切断の再接着に成功したという歴史があり、そこで手の専門治療への実績を重ね、平成29年6月に手の外科に特化したクリニックを開設した。「手の疾患に苦しんでいる方はたくさんいらっしゃるのに、東大阪市で手の外科専門医はわずか2人。私の得意分野である手の外科治療を地域にもっと広めるために、この地で開院を決意しました。当院では手・上肢を専門的に診療し、検査をはじめ、日帰り手術やリハビリにも対応。日常生活の作業において手は欠かせないものだからこそ、痺れや痛みなどの手に関するトラブルがあれば相談だけでも来てもらいたいです」。
体への負担を考え
最小侵襲手術に努める
開院当初より〝検査から治療、手術、リハビリまで一貫して診療する〟というコンセプトを掲げておりましたので、超音波検査や骨密度検査装置などの医療機器、手術室、リハビリテーションルームなど、診療に必要だと思うものは一通り全て揃えました。大きな病院と比べても何ら遜色ない医療を提供できるよう努めています」。一般の整形外科に加え、手の外科を特に専門とする同院ではオペ室を完備し、人工関節、腱移行術、手根管症候群、肘部管症候群など手の外科に関する手術はほぼ全般にわたり対応できる体制を整えている。「疾患として一番多いのは、やはり腱鞘炎ですね。次いで多く見られるのが手根管症候群。手根管症候群とは妊娠・出産期や更年期の女性に多く、手の指に痛みやしびれといった症状が現れる疾患です。手術治療としては、かつて大きな切開にて行われていたため、大きな傷跡が残ったり手首に痛みが残ることがありました。当院では最小侵襲手術をモットーに、関節鏡を用いた鏡視下手術を実施。小さな切開で手術が可能で術後の痛みも少ないほか、再手術をした際の大きなトラブルもありません」と重松院長。また手の外科手術となると大きな病院であれば入院となることが多いが、同院では全ての手術が日帰りで可能。手術件数は年々増加の一途をたどっている。

手の外科手術は細かい操作が必要となるため、サージカルルーペ(拡大鏡)が必須。精緻かつ正確な技術で質の高い手術の提供に取組む

中核病院と引けを取らないオペ室を完備しており、手術体制も万全。重松院長が担当し、安心・安全の手術を行う

手の分野に関する
一貫した診療を目指して
「手術をするかどうかの判断基準は2つあります。1つは患者さんが手術をしてほしいという意思があるかどうか、もう1つはこのまま放っておくと悪化してしまう恐れがある場合です。症状によりもちろん手術を勧めることはありますが、手術はできるだけ避けたいという方もいらっしゃいますので、無理せず病状に応じて治療を進めていくよう心がけています」。患者さんの話をきちんと聞き、自主性を大切にした診療に取組む同院。患者さんとその友人や家族間での口コミにより来院数は増加していき、重松院長は忙しい日々を送っている。「院名である〝手の外科クリニック〟というのを見て来てくださる方や、口コミで当院を知って通院してくださる方。患者さんのニーズも高まり、おかげさまで順調に診療できております。また、患者さんは東大阪市だけでなく県外からも多数。手に関する大体のトラブル解決に取組めていると自負しております。また、当院では理学療法士によるリハビリを実践しており、〝一貫して診断から治療・手術、リハビリまでを担当する〟という開院当初にイメージしていた理想を実現できていると思います」と微笑む重松院長。今後はリハビリ体制の強化を図るほか、漢方医学など様々な方面からのアプローチも行い、さらなる医療の充実を目指す。

担当医

重松 浩司 先生

香川大学医学部・奈良県立医科大学大学院卒/医学博士/日本整形外科学会専門医/日本手外科学会専門医/日本整形外科学会認定リウマチ医/

日本整形外科学会脊椎脊髄病認定医市立東大阪医療センターで9年間勤め、約400例の手の外科手術を担当。さらなる貢献を目指して平成29年にしげまつ整形外科・手の外科クリニックを開院

専門医療にできること!

充実した手術環境を整え
年間手術件数は350件以上

手術件数の平均は1ヶ月20件から30件ほど。年間では開院1年目(6〜12月)で155件、2年目は354件の手術を実施する同院。今後も質の高い医療の提供を目指していく

日々コンスタントに手術を実施しているのが上記のグラフからわかる。多い時には月38件の手術を行うことも

骨密度測定装置『DEXA』で
骨粗しょう症のリスクをチェック

骨密度の低下により骨折しやすくなる『骨粗しょう症』。40代でも骨粗しょう症になるリスクは十分にあるため『DEXA』を用いて骨密度の減少を早期発見し、予防や適切な治療に努める

骨量が低下し始める50歳前後から、女性の場合は閉経を迎えたら1年に1回、定期的に測定すべきだと重松院長は話す

hospital data

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TEL:06-6787-5252
東大阪市御厨南2-1-6


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