医療法人 光誠会 しろばとクリニック

“住み慣れた自宅で最期を”
安心できる自宅の療養環境を整え
より良い看取りへ繋げる

在宅での看取りに注力
安心の療養生活づくりへ

 しろばとクリニックは2010年に、地域住民の良き相談相手になれるようにと開院。現在は一般診療や健診のほか、訪問診療を通じて在宅での心身のケアに積極的に取組んでいる。看取り件数では全国でも随一を誇る中、栗岡先生は看取りのあるべき形を話し始めた。「総人口に占める高齢者の割合は年々増え、2025年には団塊の世代が75歳以上に。高齢化に比例して在宅医療を必要とする人の割合も1.5倍に増加すると言われています。病院や施設では対応しきれず、療養の場は家へと移るため、自宅の療養環境を整える必要があります。今後は私たちが提供する訪問診療や看護に加え、ケアマネージャーやヘルパーなど多職種による連携力がカギになります。安心できる療養生活を作ることが、良い看取りに繋がっていくのです」。“住み慣れた自宅で最期を”とは誰もが望む願い。その思いを尊重する栗岡先生は「やお多職種連携の会」を立ち上げ、横のつながりを強化。医療と介護を繋ぎ合わせた連携力向上に尽力している。

まだまだ医療処置を必要とする方のための施設「しろばとメディカルケアホーム」

末期がんの方、難病の方、人工呼吸器を装着されている方でも受け入れ可能でどなたでも安心して暮らせる

院内で定期的に開催している勉強会で医療知識を深める

地域住民や医療関係者へ
在宅医療の啓発活動を推進

 高齢者が増えることで、表面化しつつある病院のマンパワー不足、想定される自宅療養への流れ。不安を抱く家族も少なくないだろう。「自宅療養や看取りは、決して難しいことではありません。患者様のお家に帰りたいという気持ちを尊重することが重要だと考えております」。とは言え、社会全般における自宅での看取り率はまだまだ増えていない。そこで栗岡先生は、在宅医療の敷居を下げるために、在宅医療や介護の状況を医療関係者・地域住民に対して広報活動を実施している。先生の知見が詰まった看取りのマニュアル本を発行するほか、各病院の看護師や医療ソーシャルワーカーに看取りの考え方を共有。時には先生ご自身が自宅療養の現場に連れて行くこともある。地域住民に対しては「介護度に合わせて生活できる状態へとサポートする介護保険があり、その制度を利用すれば十分に生活できると思っています。相談に来られた時に『24時間来てくれる先生がいることを知らなかった』『もっと早くに知っておけば…』と呟かれる方も少なくありません。患者様やそのご家族の方には介護保険の内容から受けられるサービスまで細かくお伝えしていますので、お気軽にご相談ください」と栗岡先生。さらに、八尾市の開業医で在宅医療に取り組む先生とのネットワークを構築し、専門医が診る在宅医療の体制づくりも始めている。開院から10年が経った今、在宅医療への働きかけ、啓発活動により八尾地域の意識が変わりつつある。

がん末期患者を中心に
がん相談外来を開設

 末期がんの方や難病の方、人工呼吸器を装着されている方など、医療を必要とされる方のための老人ホーム「しろばと緩和ケアホーム」、地域住民や医療関係者向けのがんや介護関連の資料や専門書が充実する「しろばと在宅医療介護情報センター」など多角的に地域医療に貢献する栗岡先生。生涯のうち罹患する可能性が 2人に1人あり、3人に1人が死亡しているというがんに対しては、がん患者により良い“最期”を迎えてもらうための「がん相談外来」を開設。「がんの治療や療養生活についての疑問や不安を少しでも解消できるように、専門の相談員が対話を通して情報提供や心理的支援を行なっています。がんの中には、治っていくものとそうでないものがあります。がん患者様の中には、副作用で苦しみながら治療を続けるも悪化する一方で、治療を諦めたときにはすでに体力がない方も残念ながらいらっしゃいます。本当に治療を続けるべきかどうか。残り少ない人生を病院で過ごすのか、自分らしく好きなことをして過ごすのか。患者様と向き合いながら、残りの時間を有意義に過ごせるサポートをします」。何も治療だけが、がんと向き合う方法ではない。そう熱く語る栗岡先生は、八尾を中心に市外、県外からの相談も広く受け付けている。完全予約制のため待ち時間の心配もなし。場合によっては日曜や夜も対応してくれるため、がん患者の拠り所となっている。

スタッフからのMessage

「早期発見・早期治療」をモットーに
一般診療も受け付けています。
外来患者様もお気軽にお越しください

当院では内科と外科を設けております。高齢者が多い地域柄、特に「高血圧・糖尿病・脂質異常症」の早期発見・早期治療に注力しています。症状が出てから治療するだけでなく、“予防”という観点から気軽に健康相談にお越しください。もちろん、体調が優れないなどの症状も診察可能です

教えて!先生

家での介護を考えているのですが、
仕事をしながらでも可能でしょうか?

仕事と介護を両立されている方はたくさんいらっしゃいます。例えば夜中でも可能なヘルパーさんや看護師、医師が近くにいるのであれば、自宅で介護ができる可能性は高いでしょう。詳しくは、お近くのケアマネージャーさんにお聞きいただくか、当院の情報センターでも相談に応じていますので、介護に関する疑問や不安点があればお気軽にご来院いただければと思います

栗岡 宏彰 先生

【プロフィール】
O型/かに座/金沢医科大学卒/大阪府出身/日本内科学会総合内科専門医、日本救急医学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本緩和ケア学会会員
【趣 味】
動物が好きで、自宅ではウサギを飼育しています。緩和ケアホームでは白い鳩を飼っていて、毎日施設の周辺を飛行させています。また、ドローンも所有していますので、施設写真などを撮影しています
【休日の過ごし方】
鳩レースが好きで、よく鳩の雑誌を読んでいます。友達と飲みに行ったり、焼肉店を巡ったり、ホームセンターで店内を探索したりしています。たくさんの商品が並んでいるのも見ると楽しいですね

hospital data

医療法人 光誠会 しろばとクリニック
TEL:072-928-4877
八尾市光町1-29 サンフォレスト104


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