寺田・茨木ホームクリニック

“沈着な姿勢に勝る資質はない”
その想いを胸に
地域と繋がる診療に尽力

専門医から総合診療医へ
さらなる地域貢献に努める

個々の病気を的確・適切に判断していくために、会話をして信頼関係を築くことが大切。その姿勢を決定づけたのは、僻地医療に従事した経験がきっかけだ。「高校生の頃、テレビで僻地医療に関するドキュメンタリーを見て医師を志すようになりました。大阪医科大学を卒業後は呼吸器外科医として8年間大学病院に勤め、呼吸器外科専門医の認定を取得。その後青森県や鹿児島県などで夢であった僻地医療に従事し、様々な患者さんを診ていく中で地域医療の重要性を再認識しました」と話す茨木先生。総合診療医として故郷である東大阪に戻り、平成28年に寺田・茨木ホームクリニックを開院した。診療に関しては、一般内科に加えて専門である呼吸器疾患にも対応。長引く咳や喘息治療に関する相談にものってくれる同院は、地域住民にとってなくてはならない存在となっている。またクリニックだけで対応が困難な場合には、石切生喜病院・若草第一病院・恵生会病院、さらに高度な治療を要する場合には大阪赤十字病院・市立東大阪医療センターなどに紹介し、連携が取れる診療体制を整えている。

訪問診療で欠かせない診察道具

石切のはたおり工房の職人さんに織ってもらった布を診療室のデスクトップパネルに飾っている

寺田先生が20年以上外来診療を行っていた寺田醫院。現在もここで介護問題に関するサロンが定期的に開かれている

“平静の心と笑顔”
確固たる信念で診療に臨む

“医師にとって、沈着な姿勢、これに勝る資質はありえない”。それは、臨床医・研究者・教育者として生きたウィリアム・オスラー博士の講演集『平静の心』にある言葉だ。医師は地域住民の健康を支える役割を担っているが、人間である以上、医師として迷うこともある。そんな時に茨木先生はこの本を読むようにしているのだという。「10年ほど前、その当時に上司だった指導医から勧められてこの本に出会いました。そこに書かれているのが、“沈着な姿勢とは、状況の如何にかかわらず冷静さと心の落ち着きを失わないこと”。医師の感情がぶれていると患者さんを不安にさせてしまうので、たとえ悪いことが見つかったり患者さんが落ち込んでいても動揺せず、冷静な気持ちを持ちながら診療できるよう努めています」。また一人ひとりの言葉に耳を傾け、ものがたりを読み解くことを心がけている茨木先生。世界中どこでも標準的な医療が受けられるようにするべきとしたEBM(エビデンス・ベースド・メディスン)は既に浸透しているが、患者さんの個々の価値観に寄り添うことができないことに疑問を抱き、ナラティブホーム構想の提唱者・佐藤伸彦先生が立ち上げた『ものがたり診療所』を見学。今まで意識することがなかった“患者の背景に迫る”ということに共感し、対話を通じて患者さんの想いを考えるNBM(ナラティブ・ベースド・メディスン)に基づいた外来診療や在宅診療の実践を開始した。患者さんにとって最善な医療を提供し、日々邁進する茨木先生の姿勢は、地域住民にとって心強い存在となるだろう。

何でも相談できる
かかりつけ医を目指して

「かかりつけ医とはなんでも相談できるうえ、最新の医療情報を熟知し、必要な時には専門医や専門医療機関を紹介できる、身近で頼りになる地域医療・保健・福祉を担う総合的な能力を有する医師だと考えています」と茨木先生。総合診療の根底にある“プライマリ・ケア”の重要性について語ってくれた。「プライマリ・ケアには近接性・包括性・協調性・継続性・責任性の5つの理念があり、何かあった時に相談できる医療の窓口として大きな役割を担っています。継続的に診察することでちょっとした異変に気付けるようになるだけでなく、信頼関係の構築につながり価値観を理解した上で診察できるようになる。かかりつけ医を持つことは、患者さんも医師もお互いハッピーになれるいい制度だと思うのでぜひ活用いただきたいです」。前身である寺田醫院の時から5年間、東大阪市の地域医療に貢献し続けてきた茨木先生。患者さんを診療し続けることで、時間経過を追えるようになったのが嬉しいと微笑みながら話す。「今までご主人だけだったのが奥さんやお子さんも来院してもらえるようになり、地域に根付いてきているのではないかと自負しております。寺田・茨木ホームクリニックとして開院3年目を迎え、浮かんできたのが“原点回帰”という言葉。地域包括ケアシステム構築も順調に進んでいますので、今取組むべきは患者さんの悩みに親身になって応える診療を実践すること。一人ひとりとしっかり向き合い、かかりつけ医となれるよう尽力していきます」。

寺田・茨木ホームクリニックの姿勢

石切のかかりつけ医であるために
安心して暮らせる
地域に根ざした医療を目指します

僻地医療に従事した経験から、ただ病気を診るだけでなく“ヒトを診る”ことこそが大切と考えるようになりました。寺田先生と茨木先生の2人体制で外来診療や訪問診療、往診対応も行っているので、通院が難しい方はお気軽にご相談ください

教えて!先生

風邪は治ったのに、咳だけが長引いています…。
何かの病気でしょうか?

止まらない咳には様々な原因が考えられます。長引く風邪だけでなく、マイコプラズマをはじめとした急性気管支炎や結核、もしくは肺がんなどの病気が隠れていることも…。風邪が治った後2週間以上経過しているにもかかわらず咳が止まらないようであれば、一度かかりつけ医を受診することをおすすめします。血液検査・レントゲン検査を含め診断してもらいましょう

茨木 利彦 先生

【プロフィール】
A型/牡牛座/大阪医科大学卒/東大阪市出身/医学博士/日本在宅医学会認定専門医
【趣 味】
新しい趣味を作ろうと思い、今年からドラムを始めました。週に1回、ヤマハ大人の音楽レッスンに通っています。あと最近はあいみょんにハマっていて、ライブに行ってみたいのですがなかなか予定が合わず…。今年こそ! と意気込んでいます(笑)
【休日の過ごし方】
体力づくりも兼ねて大阪城公園などで走っていますね。一昨年は大阪マラソンや大阪城トライアスロン、昨年は京都丹波トライアスロン大会に参加して完走することができました!今年もどこかの大会に参加したいなと思っています

hospital data

寺田・茨木ホームクリニック
TEL:072-988-1515
東大阪市東石切町3-2-1 ビスタ石きり1F


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