寺田・茨木ホームクリニック

患者様の価値観を紐解き
一人ひとりに寄り添って診療
地域住民の相談窓口に

総合診療医として
人とまちの健康を守る

 地域に住む患者さんの健康問題に向き合うために、専門医としてだけではなく、総合診療医としてあらゆる症状に対応する寺田・茨木ホームクリニック。院長の茨木先生は診療科目の枠組みを超えて体全体を診療し、さらには“人を診る”だけでなく“まちを診る”ことが重要と話す。この地域医療への確固たる想いは、僻地医療に従事した経験から生まれたそうだ。「高校生の頃に見た僻地医療のドキュメンタリー番組を見て、医師を志すようになりました。無事に大阪医科大学を卒業してからは、呼吸器外科医として8年間大学病院に勤め、呼吸器外科専門医の認定を取得。その後、青森県や鹿児島県などで夢であった僻地医療に従事するなかで、地域医療の重要性を再認識しました」と、現在の診療スタイルに至るまでの経緯を教えてくれた。診療に関しては「どの診療科を受診すればよいか分からない」といった漠然とした症状に対しても、適切な初期診療を実施。また地域住民の健康を守るために、感染症の予防にも注力するなど、まさに総合診療医として人とまちの健康を守っている。

様々な診察道具を持参して、通院時と同レベルの訪問診療を実施

石切のはたおり工房の職人さんに織ってもらったタペストリーを診療室に飾っている

脳神経外科を担当する寺田先生が20年以上に渡り、外来診療を行ってきた寺田医院。現在は地域の介護問題に関するサロンなども定期的に開催する

長期的かつ継続的な診療で
地域医療に貢献

 茨木先生が提供する地域に根ざした診療スタイルの中心には、対話を通じて“患者様の背景”を紐解き、その想いを考えるNBM(ナラティブ・ベーズド・メディスン)が存在する。「医療レベルが向上しているなか、標準的な医療だけでは患者様一人ひとりの価値観に寄り添うことができない」。その点に疑問を抱いた茨木先生は、NBMの元であるナラティブホーム構想の提唱者・佐藤信彦先生が立ち上げた『ものがたり診療所』を見学し、現在の診療スタイルを確立した。「現在の医療を俯瞰で見ると、世界中のどこでも標準的な医療が受けられる環境は整ってきました。ただ、医療レベルが向上するだけでは、地域医療は完成しません。患者様のこれまでの人生や価値観に寄り添う姿勢が大切です。信頼関係と長期的な関係構築が継続的な診療を生むことで、対症療法のみの医療ではなく、生活習慣病をはじめとした疾患の予防ができると考えています」と話す茨木先生。日々の診療においては、パソコンの画面ではなく患者さんの目を見て話すことで、できる限り忠実に相手の気持ちを汲み取るよう工夫している。また、患者さんから信頼される医師とは何かを考え抜いた結果、笑顔と冷静沈着でいることを徹底。温かみのある和やかな会話と適切な診療を行うことで、患者さんに安心と精度の高い医療を提供し続けている。芯が通ったスタンスに加え、柔軟に新しい考え方を取り入れる茨木先生の姿勢は、地域住民にとって心強い存在となるはずだ。

地域のかかりつけ医として
隙間のない医療を目指す

 現在、茨木先生が目指している地域医療の形は、地域の患者さん全体を対象とした“隙間のない医療”の提供だ。そのために“かかりつけ医”の存在があるという。「地域医療にとってかかりつけ医は必要不可欠です。その役割は、何でも相談できる存在であり、最新の医療情報を熟知した上で、必要な時に専門医や専門医療機関を紹介できること。さらに、医療のみならず保健・福祉を担う総合的な能力を有する医師だと考えています」と茨木先生。さらに、その根底にあるプライマリ・ケアの重要性についても語ってくれた。「プライマリ・ケアには近接性・包括性・協調性・継続性・責任性の5つの理念が存在しています。これらの性質を守ることで、何かあった時に相談できる地域医療の窓口として大きな役割を担うことが可能です。また、継続的に診察することでちょっとした患者様の異変にも気づくことができます。信頼関係の構築を実現し、患者様との会話の質も深くなることで、価値観に寄り添った診療につながっています」。また、脳神経外科を担当する寺田先生と2人体制で定期的な訪問診療や、急な体調不良への往診も実施。通院困難な方にも医療を提供することで、隙間のない医療提供を体現する。「今後の課題は、相談場所が分からないといった理由で、地域包括ケアが受けられていない人へのサービス提供。町内会や介護施設などと連携体制を整え、こちらから積極的にアプローチしてまちの健康を守っていきます」。

院長からの
Message

地域のかかりつけ医として
隙間のない医療を提供。
訪問診療や往診にも対応します

僻地医療に従事した経験から、単に病気を診るだけでなく、“人を診る”ように、さらには“まちを診る”ことを心がけています。そのために、現在は院長である私と寺田先生の2人体制で訪問診療や往診にも尽力しています。通院が困難な方は遠慮なくご相談ください

教えて!先生

風邪は治りましたが、咳が長引いています…。何かの病気でしょうか?

長引く咳には様々な原因が考えられます。風邪以外に、マイコプラズマをはじめとした急性気管支炎や結核、もしくは肺がんなどの病気が隠れている可能性も。目安としては、風邪が治った後2週間以上経過しても咳が止まらない場合には、一度かかりつけ医を受診することを推奨します。当クリニックでは呼吸器の専門医として、血液検査やレントゲン検査による正しい診断を行っています

茨木 利彦 先生

【プロフィール】
A型/牡牛座/大阪医科大学卒/東大阪市出身/医学博士/日本在宅医学会認定専門医
【趣 味】
昨年からドラムを始めました。週に1回、音楽レッスンに通って練習に励んでいます。あと最近はあいみょんにハマっていて、今年はライブにも行きました
【休日の過ごし方】
体力づくりも兼ねて大阪城公園で走っていますね。昨年は大阪マラソン、京丹波トライアスロンで完走しました。今年もどこかの大会に参加したいなと思っています

hospital data

寺田・茨木ホームクリニック
TEL:072-988-1515
東大阪市東石切町3-2-1 ビスタ石きり1F


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