塚口歯科クリニック

Helloご近所ドクター
ミリ単位の治療と
最新機器による検査で
体全体の健康をプロデュース
幅広い検査と精度の高い治療で
健康寿命の引き上げを目指す
まるで美術館のような外観が目印で、院内の意匠にもこだわり抜く塚口歯科クリニック。清潔感と独創性に溢れた空間を用意し、患者さんが快適な時間を過ごせるよう心がけている。“歯科から始める健康志向の地域医療”をコンセプトに、専門器具を用いた歯のクリーニング、管理栄養士による食事指導などを通じて、歯だけでなく体全体の健康をプロデュースする。
「私自身、子どもの頃に事故で歯を失いそうになった経験があります。ちゃんと元に戻るのか不安だった時に、自分が安心できる医療を提供したいと歯科医を志しました。最初は外傷に対する外科的治療を専門としていましたが、歯科の道を進むほどに予防の大切さを痛感。現在は、いつまでも食事を楽しめる喜びを感じ、健康寿命を伸ばすために予防歯科に注力しています」と塚口先生は語ってくれた。また、歯を残すために精度の高い治療も提供。最新のマイクロスコープを4台導入し、ミリ単位に施術を行うことで、余分に歯を削るリスクを軽減する。こういった取組みが、安心できる医療につながっている。
マイクロスコープを用いてミリ単位の治療を提供。4台もの数を導入して、どの患者様でも保険適用内にて精度の高い治療が受けられる
体内の老化物を測定できるAGE検査機
基本的に院内で使用する医療器具は1度きりの使い捨て。患者様の安心安全のために国際基準の滅菌環境にて診療を実施する
定期検診とメンテナンスで
天然歯を多く残す
「予防のための定期検診は、重要にも関わらずまだまだ浸透していません。微量とはいえ、虫歯のせいで止むなく治療で削った歯は元通りにはならず、健康寿命を縮めるリスクを増加させてしまいます。また、数年後に虫歯が再発して、さらに歯を削るということも。このような事態に陥らないためにも、まずは予防意識を持ってもらえるように努めています」とのこと。天然の歯を多く残すために、虫歯や歯周病などの口腔内のトラブルを未然に防ぐ予防歯科は欠かせない。そのためにも同院では、3ヶ月に一度の定期検診を推奨。一人ひとりの患者さんに専任の歯科衛生士を配置して、専門器具を用いたプロフェッショナルケアやクリーニングを実施。毎日のブラッシングをより効果的にするための指導も行っている。歯と生活習慣病の関連性にも着目する塚口先生。「特に、歯周病には要注意。現在は、メタボリックシンドロームや糖尿病を悪化させる原因として認知されています。軽度の生活習慣病は、最終的に心不全や脳卒中、認知症などの病気を引き起こす可能性も。この一連の流れは、メタボリックドミノという名称が付くほどに注目され、ドミノの1枚目には歯周病が隠れています」と歯周病の危険性について語る。同院では予防歯科の一環として、老化や健康の1つの指標である「AGE(最終糖化産物)」を測定できる検査機器を導入。その他にも歯と関連性の高い8つの指標を設けて、将来的に健康を脅かすリスクを具体的に予測した上で、一人ひとりに合わせた予防歯科を実現する。
国際基準の滅菌環境で
更なる予防歯科の充実を目指す
国内普及率5%以下のハイグレードの滅菌器を使用して、国際基準の滅菌レベルを維持しているのも同院の特徴の1つ。虫歯治療などにおいて口腔内で使用するハンドピースに関しては、専用の滅菌器を搭載。患者さんごとに交換することで、院内感染のリスクを最大限に排除する。処置室のイスにはグローバルメーカーのSIRONA製を採用して、内部の水回路に潜む細菌の繁殖までも防いでいる。見えない部分にまで細心の注意を払い、安心安全な治療の提供のために余念がない。今後はより多くの患者さんに予防歯科を提供するために、スタッフを増員予定。「現在、歯科衛生士は4名在籍。今まで以上に充実した体制で、地域に住むお子さんからご高齢の方までより多くの患者様に予防歯科を届けたいと考えています。新しい歯科衛生士の方に来ていただくことはもちろん、現状1名の管理栄養士のポジションも増設したいです。食事療法を通じて歯の健康と生活習慣病にアプローチすることが重要。歯科では珍しいかも知れませんが、予防歯科のサービス拡大に向けて注力したいです」と、どこまでも患者さんファーストの塚口先生。地域には高齢の患者さんも多いという理由から、外来診療だけでなく訪問歯科診療も対応している。在宅での口腔ケアや入れ歯の作成、誤嚥性肺炎の予防などに取組み、患者さんの健康寿命を延ばすために時間は惜しまない。幼少の頃より住み慣れた金岡の地で、予防歯科の更なる普及に努めていく。
スタッフからのMessage
いつまでもお口から食べられる幸せを届けたい。歯科衛生士と管理栄養士が取組んでいます
患者様に快適な時間を過ごしていただくために、清潔な診療室作りを基本としています。また、積極的に研修会やセミナーにも参加。患者様の歯と体の健康のために技術研鑽にも努めています。お気持ちにも寄り添った診療を心がけていますので、疑問や不安なことがあれば何でもご相談ください
教えて!先生
AGE(最終糖化産物)測定とはどのような検査でしょうか?
AGEとは、食事などで過剰に摂取した糖がヒトのカラダを主に構成しているタンパク質と結びつくことで体内に生成される物質のこと。人の老化現象や健康に関わる物質として、近年研究が進んでいます。検査方法は、測定器に指を置くだけで、時間も30?60秒ほどで完了します。歯科医院で導入しているところはまだまだ少ないですが、歯だけでなく体の健康状態を把握するために有効な検査の1つです
塚口 雅 先生
【プロフィール】
B型/射手座/鶴見大学卒/東大阪市出身/国際外傷歯学会会員/日本ヘルスケア歯科学会会員
【趣 味】
格闘技観戦好きが高じて、3年前からキックボクシングを始めています。健康維持のためにこれからも続けていきます
【休日の過ごし方】
子どもと一緒に近くの公園でキャッチボールをすることが多いです。日曜日の早朝には、カフェで読書をしながら気分転換を図っています