枚方市長 伏見 隆

市長・区長メッセージ

地域医療のこれからについて
市長・区長からのメッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、今後の対策や取り組みについて各行政のトップにうかがいました

枚方市長

伏見 隆

誰もが健やかに安心して
暮らせるまちづくりへ

 新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中、物価高騰等により市民や事業者の皆様は、さらなる経済的な負担等に直面しています。医療機関においても、運営に大きな影響が生じる中、安定的かつ継続的な医療の提供が求められます。
 本市では、市民の健康保持に寄与することを目的に、医療機関等に物価高騰に対する支援を行うことで、安定的な地域の医療提供体制の維持を図っています。
 枚方市における救急医療体制は、休日急病診療所や北河内こども夜間救急センターが担う初期救急から、市立ひらかた病院をはじめ17の救急告示病院が担う二次救急、さらに関西医科大学附属病院 高度救命救急センターが担う三次救急まで、市内で完結できる体制を整えています。
 コロナ禍においても、休日急病診療所での土日祝日における発熱外来・抗原検査の実施や、北河内こども夜間救急センターでの診療、および隣接する市立ひらかた病院への後送体制など、緊急時でも市民の皆様が必要な医療を受けることができる環境を整備しています。
 市立ひらかた病院は、北河内医療圏で唯一の感染症指定医療機関であることから、コロナの国内流行初期から患者を受け入れるとともに、一般診療との両立を図ってきました。また、地域医療の中核を担う「地域医療支援病院」として、地域の診療所(かかりつけ医)との役割分担のもと、市民の皆様の健康を支えています。
 今後も引き続き、皆様が安心して暮らせるまちを目指して、全力を尽くしてまいります。

関連記事一覧