独立行政法人 地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター

独立行政法人 地域医療機能推進機構   星ヶ丘医療センター

北河内の中核病院として
コロナ診療と通常診察を両立
地域のみなさんの健康を守る

半世紀を超えて、北河内地区の地域医療の中核を担う「星ヶ丘医療センター」。コロナ禍における同院の診療体制や地域のみなさんへの思い。そして近年、注力している取組みについて増山院長にお話をうかがった。

中核病院としての役割

多くの命を救うために
コロナ診療と通常診療を両立

 健康保険星ヶ丘病院として1953年に発足し、1968年に星ヶ丘厚生年金病院へと改称。その後、2014年に独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)の一員として、現在の運営体制となった『星ヶ丘医療センター』。半世紀以上に渡って北河内医療圏の中核病院として地域医療に貢献するなか、増山院長はコロナ禍における現状を次のように語る。「当院は2020年4月からコロナ病棟を立ち上げ、現在も中等症の患者さんを対象に20床をコロナ病床として設けています。病床の回転率が高く、夜中でも次々と患者さんが運ばれて来る状況は、設立以来初めてのことで、災害レベルとも言える状態です。とは言え、患者さんの数的規模を考えれば通常診療も見過ごす訳にはいきません。この未曾有の事態を乗り越えるため、スタッフが一丸となって『地域のみなさんの健康を守る』という使命感で臨んでくれています」。コロナ診療と通常診療を両立させながら、できるだけ多くの命を救う。それこそが増山院長の考える、中核病院としてのあり方。では、アフターコロナを見据え、地域医療のあるべきカタチをどのように考えるのだろうか。「高齢化がますます加速するなか、1つの病院で医療が完結することはありません。急性期・慢性期・回復期など一連の流れのなかで、各医療機関の役割が明確化された医療体制を作り上げていくことが大切でしょう。当院では急性期から在宅医療や緩和ケアまでをトータルでサポートしています。特に脳卒中や心臓に病気を抱える患者さんが多いのが特徴です。今後も患者さんの視点に立った質の高い医療を提供していきます」と中核病院としての地域医療に対する思いを語った。

心房細動アブレーションで脳梗塞を予防

新型コロナウイルスの感染対策のため、定期的な研修を実施

一般社団法人星ヶ丘ウェルネス協会では有料リハビリを実施。整形の患者だけでなく、脳卒中や脳梗塞の患者へと対象を広げる予定

脳梗塞の予防に向けて

脳梗塞の引き金となる
心房細動治療体制を強化

 2018年12月に「脳卒中・循環器病対策基本法」が設立されて以来、現在は国を挙げて総合的な循環器病対策を推進している。「脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の急性期の患者さんを専門医療スタッフがチームを組んで計画的に診療する治療室CCU、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)を管理する集中治療室SCUを備え、急性期疾患に対して万全な体制を整えております」と長年、循環器内科で活躍してきた増山院長は語る。特にここ1、2年で不整脈のひとつである心房細動の治療体制を強化し、脳梗塞予防に大きく貢献している。「これまで心房細動は良性の不整脈とされ、治療の必要はない疾患とされてきました。しかし近年、不整脈によって大きな血栓が発生し、それが太い血管を詰まらせることで重度の脳梗塞を引き起こすことが判明しました。当院では、副作用のリスクも考えた上で抗不整脈薬ではなく、足の付け根から心臓にカテーテルを挿入し、原因となる部位を焼く『心房細動アブレーション』という治療を採用しています。不整脈治療の専門医が3名在籍していますので、心房細動と診断された方はそのまま放っておかず、循環器内科を受診してください」と心房細動の治療が脳梗塞予防につながることを説明された。

新設されたスポーツ整形外科では膝の軟骨再生医療をはじめ、前十字靭帯再建、半月板縫合、膝周囲骨切りなど、多角的なアプローチで機能回復を目指す

スポーツ整形外科の新設

低侵襲×効果の高い治療で
より良い機能回復を目指す

 外傷をはじめ脊椎・股関節・肩など整形外科疾患のほぼ全領域をカバーする同院。2020年5月には整形外科から独立した診療科として、スポーツ整形外科が新設された。「靭帯・軟骨・半月板の再生治療を強みとし個人のニーズに沿った『早期スポーツ復帰』を目標に、競技選手から愛好家までを幅広くサポートしています。より良い機能回復を目指し、術後リハビリの十分な時間と量を確保するため、一般社団法人星ヶ丘ウェルネス協会と連携。専門的知識・技術を持った理学療法士による有料の運動指導を2020年11月から開始しております」。

hospital data

独立行政法人 地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター
TEL:072-840-2641
枚方市星丘4-8-1


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