城東区長 大東 辰起

地域医療のこれからについて
市長・区長からのメッセージ
現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、今後の対策や取り組みについて各行政のトップにうかがいました
城東区長
大東 辰起
「城東区地域福祉プラン」の策定と新型コロナ対応
城東区では、「住んでよかったと思えるまち」、「地域が支えあい、住みなれた場所で安心して暮らせるまち」の実現をめざし、各種施策に取り組んでいます。
とりわけ、高齢者の皆さまが安心して住み続けることができる社会の実現のため、地域住民・区社会福祉協議会・区医師会・包括支援センターなど、区内の医療、福祉・介護関係機関が連携しながら、地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいます。
昨今、新型コロナウイルスの蔓延、地域のつながりの希薄化、高齢化の急速な進行など、地域福祉を取り巻く状況は大きく変化しています。今後、地域福祉をさらに推進していくため、そして、新たに浮かび上がる課題に対処していくため、令和4年度から3か年の新たな地域福祉の指針となる城東区地域福祉プランを策定したところです。
新型コロナ対策については、現在、急激な感染拡大による第6波に見舞われています。こどもや若者を中心に多くの方々に感染が広がる中、現在、重症化リスクのある方を中心に健康観察を鋭意進めています。特に、自宅療養中の方で病状が急速に悪化されるような場合には、区医師会等のご協力のもと、夜間休日も含め往診いただくなど、区民の皆さまの生命・健康を守るための取組みを行っております。
感染拡大防止の鍵となるのがワクチンの3回目接種です(同時にワクチンの安全性とともに交互接種や副反応等のご懸念についての広報にも取り組んでいます。)現在、区内医療機関の皆さまに個別接種へご尽力をいただいており、大阪市として集団接種もあわせて行いながら、できるだけ多くの方々に迅速にワクチン接種いただけるよう、精力的に接種を進めています。
引き続き、新型コロナ対策に全力をあげてまいります。