【対談】吉田病院 吉田 和正 院長 × 青樹会病院 田嶋 健一郎 院長

【対談】吉田病院  吉田 和正 院長 × 青樹会病院  田嶋 健一郎 院長

双方の特色ある機能を活かし

法人全体で地域に貢献

2017年10月、吉田病院と寝屋川市の青樹会病院が合併し、同じ医療法人毅峰会グループとなった。その背景や両院の違い、同グループとなった意味について、吉田和正院長と田嶋健一郎院長にお話をうかがった。

外科と内科、急性期と慢性期。互いを補い合い、地域医療を支える

合併の背景は信頼関係
吉田:
田嶋先生は私と同じ関西医科大学出身で、もともとよく知っている先生。彼の先輩が私の友人だったり年齢も近かったりと共通するところもあり、以前より仲良くさせていただいていました。また血液内科の医師として経験を積まれた非常に頼り甲斐のある先生です。今回の合併の背景には、田嶋先生の医師としての信頼性の高さを個人的なつながりで身近に感じていたことが大きな要素としてあります。そしてもちろん病院としての取組みに関しても、吉田病院にはない魅力を感じていました。
田嶋:
青樹会病院は歴史的に内科系が強い病院であり、外科系が強い吉田病院とは違ったアプローチで地域医療への貢献を目指しています。合併によりこの違いを補い合うことで、さらなる地域医療への貢献を目指します。
互いを補い合う機能
田嶋:
青樹会病院は1982年の創設以来、消化器内科が強い病院として地域に知られてきました。現在も月曜から土曜まで行っている、消化器の内視鏡検査に力を入れています。また2005年には前院長である全先生が入職し、血液内科がスタートしました。その後関西医科大との連携で多くの患者様が来院されるようになったため2010年に私が入職し血液内科は医師2名体制になりました。6床の無菌室を有し、血液の抗がん剤治療を行っています。
吉田:
青樹会病院にはベテランの循環器内科医がおられるため、当院で心筋梗塞のカテーテル治療を終えた患者様を数日リカバリーした後、青樹会病院に転院していただき内科的フォローを継続していただくといった連携が可能になりました。
田嶋:
逆に当院の消化器内科の患者様で外科的な処置の必要が生じた場合は吉田病院で診ていただくといった、互いの資源を活かした連携が今後の課題ですね。
吉田和正院長
医学博士、日本外科学会専門医、日本がん治療認定医、麻酔科標榜医
田嶋健一郎院長
関西医科大学附属病院の血液腫瘍内科開設時に医長として設立メンバーに加わったのち青樹会病院へ
地域医療への思いは共通
吉田:
また両院で共通している点もありました。それは当院が掲げる〝心のかよった、真心医療〟〝安全・安心で確かな医療〟〝地域に密着、地域に貢献〟という理念です。青樹会病院を創設された三好勝彦先生や全先生とお話しする機会があり、地域貢献に対する哲学には共感するところが多々ありました。
田嶋:
当院では以前より訪問看護ステーション、ヘルパーセンターといった在宅介護・看護のサービスを提供してきました。またデイサービス、リハビリデイサービスの施設を設立し、外来や入院治療だけでなく在宅療養や通所介護も手がけ、地域の皆様の健康を支える事業に取組んでまいりました。
吉田:
吉田病院としても『寝屋池田長寿の里』や今年5月オープン予定の『ひら中振長寿の里』といった施設を活用し、これからの高齢化社会を踏まえて地域の皆様、診療所の先生、施設の方々に必要とされるサービスを提供していきたいと思います。
施設・機能を活かし合う関係
田嶋:
高齢者は退院してそのまま自宅に帰るということが難しい。ご家族の方も、退院後はどうするか不安に思われているでしょう。我々医師としても次の受け入れ先があると安心して治療に専念できるので、吉田病院グループの施設を中間的な受け入れ先として活用していきたいと思います。また当院は常勤の内科医師が、外来通院が難しくなった担当患者様のお宅までうかがう訪問診療にも取組んできました。家族ぐるみで顔見知りになり、そのご家族も青樹会病院に親しんでいただける。そんな地域医療をこれからも続けていきたいです。
吉田:
急性期と外科的処置は吉田病院、内科は青樹会病院というかたちで役割を分化しながら、より地域に根ざした医療を展開していきたいと考えています。

生活動作の改善はもちろん、アクティブで希望のある生活を目指しリハビリを提供する『リハビリデイサービス青樹』

hospital data

医療法人 毅峰会 吉田病院
TEL:072-833-1831
枚方市北中振3-8-14
医療法人 毅峰会 青樹会病院
TEL:072-833-8810
寝屋川市緑町47-7