関西医科大学香里病院

関西医科大学香里病院

“オール関西医大”で
新型コロナに打ち勝ち、
未来の医療を切り拓く

新型コロナウイルスが猛威を振るう真っ只中に病院長へ就任して1年。医療の形、病院のあり方が刻一刻と変化するなか、岡崎病院長に関西医科大学グループのコロナ対応をはじめ、加速する香里病院の新たな取組みをうかがった。

新型コロナとの戦い

オール関西医大で挑む
未曾有の医療災害 

昨今のコロナ禍で医療提供体制が逼迫するなか、岡崎病院長は香里病院のトップとして同院の指揮を執りながら、関西医大グループ全体のコロナ対策の本部長も務める。
「関西医科大学グループには当院を含む4つの大学病院があり、各病院には中核病院としてコロナ患者さんの命を守る使命、大学病院としてがんや難治性疾患の重症患者さんの命を救う使命、2つのミッションがあります。そのミッションを達成するためには、関西医大の力を結集した“オール関西医大”としてコロナに対応する必要があります。そこで重要となるのが、戦略性のある機能分担。コロナ患者さんは滝井にある総合医療センターで集中的に受け入れ、当院・附属病院・くずは病院の3拠点では通常通り、大学病院としての機能を維持しています。今後も皆様の命を守るために、オール関西医大で継続的な医療提供を実現していきます」と岡崎病院長は強く語る。コロナ第一波では、総合医療センターが全国の大学病院の中で最多の重症患者を受け入れて貢献。今後も大阪府内の全重症患者10〜30%という、府内トップクラスの受け入れ数で未曾有の医療災害と戦い続ける。
「当院が位置する寝屋川市は特に他地域と比べても高齢化が進んでいます。中核病院として、日々多くの患者さんが訪れる場所でもありますから『うつされない』『うつさない』をコンセプトに感染対策を徹底しています。入口で発熱トリアージを行うほか、患者さんを含めた病院の関係者全員にマスクと検温を義務付けています。院内感染阻止に取組んだ結果、院内クラスターは発生しておりません。今後も引き続き院内環境の整備に努めていきますので、皆様も安心してご来院ください」。丁寧な対策を講じる信頼できる存在だ。
質の高い内視鏡検査や内視鏡治療を提供する、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の高岡教授
乳腺センターの開設に伴い、センター長に就任した綿谷教授
骨粗鬆症センター長を務める上田病院准教授は、地域の先生と連携・協力しながら、検査や治療に取組む

診療強化について

骨粗鬆症センターと
乳腺センターを開設

関西医科大学香里病院は市民病院がない寝屋川市で、高度な専門性を持つ大学病院の分院として地域医療に貢献している。近年は各診療科の垣根を越えて、疾患別に知識と技術を集約したセンター化を推進。寝屋川市は透析患者さんの多いこともあり、入院透析・外来維持透析を行う腎臓病センターがすでに力を発揮している。
「大学病院の果たすべき役割のひとつが、高度医療の提供です。センター化によって一貫した効率的な医療提供の実現を目指すなか、当院では2021年1月に骨粗鬆症センターを、4月には乳腺センターを開設しました。また、医療と切っても切り離せないのが高齢化問題です。2025年にはいわゆる団塊の世代、800万人全員が75歳以上の後期高齢者となるので、多様な高齢者のニーズに応え得る体制を今後も整えていく必要があるでしょう」と今後の医療の課題について語る岡崎病院長。
乳腺センターでは高精度のマンモグラフィーを新たに導入するほか、北河内医療圏でトップクラスの症例数を誇る乳房再建術では乳腺外科と形成外科が連携。骨粗鬆症センターでも同じく整形外科、放射線科、リハビリ科など多職種の専門家がチームとなり、高度で最適な医療提供を可能にしている。腎臓病の初期から末期まで包括的な医療を提供する腎臓病センターの髙橋延行先生

京阪本線「香里園駅」から歩行者デッキで直結され、雨の日も濡れずに玄関まで徒歩約2分と恵まれた立地に位置する関西医科大学香里病院

未来に向けた医療の形

総合的な診療科を開設
全人的医療の実現へ

『日本一敷居の低い大学病院』これは岡崎病院長が就任当時から掲げるビジョンだ。
「超高齢社会を迎えた日本では、様々な訴えや複数疾患を抱える患者さんも少なくありません。なかには、どこの科を受診すべきか分からない方も少なくないでしょう。そこで当院では臓器別でなく、全人的に患者さんを診る『総合的に診る診療科』の開設へ動き始めました。そこでは総合診療医をはじめ、将来の開業医や家庭医の養成も行う予定です。今後も教育・診療・研究など大学病院の役割を果たし、地域に開かれた病院を目指していきますので是非ご期待ください」。

hospital data

関西医科大学香里病院
TEL:072-832-5321
寝屋川市香里本通町8-45


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