関西医科大学くずは病院

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関西医大グループにおける 回復期医療の拠点として 高いリハビリ技術を発揮

回復期リハビリを中心に、北河内地区の地域医療の一端を担う関西医科大学くずは病院。今年4月に病院長就任3年目を迎える高山病院長に、関西医科大学における同院の立ち位置と特徴や、今後の取組みについてお話をうかがった。

病院の特徴について

急性期病院を後方支援する 充実のリハビリ体制

2018年1月に柏友会楠葉病院から、新しく生まれ変わった関西医科大学くずは病院。大学病院は主に高度先進医療の提供が中心となる一方、同院では一般急性期病棟、地域包括ケア病床、回復期リハビリテーション病棟を有する地域密着型の病院として機能。関西医科大学が擁する他の3病院と連携を深めながら、枚方や北河内地区の地域医療の一端を担っている。「当院最大の強みは、充実したリハビリテーションです。住み慣れた街、住み慣れた家へ1日でも早く帰っていただけるように、外来・入院・デイケア・訪問リハビリなど医療から介護まで多岐にわたり、途切れのない一貫したリハビリ環境を整備しております」と話すのは高山病院長。同院は従来より慢性期医療を主体としていたため、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など専門性を持つ各種療法士が多数在籍。近年加速する関西医大グループ間の連携力を発揮し、主に関西医科大学附属病院で急性期治療を終えた患者の回復期リハビリを行うなど、急性期病院の後方支援をする立場からスムーズな社会復帰を支えている。「北河内全体はこれから高齢化が顕著になっていくと予想される地域でありながら、未だ回復期・慢性期病床が少なく、フォローも手薄であることが課題とされています。当院では牧野キャンパスのリハビリ学部、枚方キャンパスの看護学部などと連携し、現場教育を実践。来たる超高齢社会に備え、質の高い医療人を育成し、将来に向けた回復期・慢性期の手厚い体制づくりを目指しています」。総合的なサポートで地域医療への貢献を目指す高山病院長は、関西医科大学香里病院の病院長を8年間務めたキャリアを活かし、まさに今改革のタクトを振っている。

1.充実したリハビリ環境が整う同院では、理学療法士をはじめ、ケアワーカー、看護師、管理栄養士などチームでアプローチ
2.タブレット端末を用いた訪問看護を展開
3.「樟葉駅」と同院をつなぐ無料シャトルバスは、夕方診療の時間帯にも運行し、さらに利便性が高まった

近年の取組みについて

健康寿命を伸ばすために整形外科領域を強化

高山病院長が就任以来、注力してきたのが整形外科の充実だ。その背景には、健康寿命の延伸にかける想いがある。「高齢化に伴って増加の一途を辿る生活習慣病ですが、病気の改善・予防のために運動する方が増える一方で、加齢による骨折・捻挫等の整形外科外傷も増加しています。体がうまく動かなければ病気はますます進行してしまうため、整形外科の果たす役割は大きいのです」。同院はグループ連携を発揮して、整形外科医や内科医など各専門医を関西医大から招聘。医師の補強によって、医療レベルの向上を図るほか、夕方診療も充実したことで、仕事帰りや学校帰りの患者の利便性も高まった。地域のニーズに応えて、医療の形を進化させていく同院。さらなる地域密着を図るために高山病院長が取組んでいるのが、医療とITの融合だ。「患者様の情報をどこでもすぐに記録・管理・共有できるタブレット端末の活用は、在宅療養中の患者様への積極的な介入に貢献します。例えばタブレット端末があれば、夜間でも看護師の自宅から直接患者様宅に向かうこともできます。このような新しい働き方から、いったん家庭の事情で退職された看護師も復職が可能となります。これからの超高齢社会に備え、看護師や理学療法士の復職支援にも積極的に取組んでいきたいと考えています」。

関西医科大学の牧野キャンパスのリハビリ学部と連携。同院での現場教育を通じて、次世代のリハビリ専門職を育てる役割も担っている

攻めの医療を追求

樟葉駅に設置予定である 健康・健診センターとの連携

地域住民の日常生活において、大きな存在価値を発揮する同院。今後は樟葉駅中に設置予定の健康・健診センターと連携し、介入度を高めることで病気の早期発見を目指していく。「現在は地域の医療機関、介護施設とも連携しながら、地域に根ざした病院としてお陰さまで多くの患者様にご来院いただいております。とは言え、待つばかりが医療ではありません。私たちが患者様の元へ歩み寄る、まさに攻めの医療展開こそ本来のあるべき姿です。今後も地域の皆さまの健康をお守りするために、チーム一丸となってご期待に応えられる質の高い医療を提供していきます」。

hospital data

関西医科大学くずは病院
TEL:072-809-0005
大阪府枚方市楠葉花園町4-1


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