京田辺市長 上村 崇

市長・区長メッセージ
地域医療のこれからについて
市長・区長からのメッセージ
現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、今後の対策や取り組みについて各行政のトップにうかがいました
京田辺市長
上村 崇
「食」からいきいき
「健幸」なまちを目指して
京田辺市は、甘南備山や木津川など豊かな自然に恵まれ、また京都、大阪、奈良の三大都市へのアクセスにも優れていることから、子育てしやすく若い世代にも選ばれる魅力あるまちとして発展しています。
本市では、これまでも「健幸」をキーワードに水辺の散策路や親子体操教室など、部局横断的な取組みを進めてきました。
特に食を中心とした健康づくりでは、「私たちの健康は私たちの手で」を合い言葉に、健康で豊かに暮らすための食生活や運動を家庭や地域に広めるボランティア団体「食生活改善推進員」(通称、食改さん)によって、減塩みそづくり講習会、乳幼児健診でのおやつの提案、広報紙での「健幸食改いきいきレシピ」の連載、食育教室など、健康に関わるさまざまな普及活動を行っていただいています。
昨年市制25周年を迎えた本市は、今年は新たな一歩を踏み出す年となることから、豊かな自然と交通利便性というポテンシャルを生かし、参画と人のつながりによるまちづくりを一層加速させるなかで、市民一人ひとりが自らの健康に関心をもち、主体的に健康づくりを行うことで疾病予防を図り、健康寿命を伸ばせる仕組みづくりに取り組んでまいります。
今後も行政と医師会、歯科医師会、そして市内医療機関等との連携を密に図りながら、社会情勢とともに変化する地域医療ニーズや市民ニーズを的確に捉え、みんなが住み慣れた地域で健康に安心して暮らし続けられるまちを目指してまいります。