医療法人 聖佑会 おおしま眼科クリニック

医療法人 聖佑会 おおしま眼科クリニック
大島 佑介院長
見える「質」を追求する
眼科の低侵襲治療
眼科の医療は進歩し、現在では難易度が高い網膜硝子体手術も日帰りで可能。白内障の手術ではライフスタイルに合わせて見えやすさを選ぶことが可能となった。そんな最新の眼科医療について、エキスパートである大島先生にお話をうかがった。
網膜剥離手術の現在
 網膜剥離は失明にいたる恐れがあり、硝子体疾患のなかでも緊急性が高い。手術の難易度が高く、かつては入院が必須だったが現在は日帰りで手術が可能。さらに大島先生が開発に携わった27ゲージ(0.4㎜)の無縫合小切開手術システムにより、ごく小さな創口で治療ができる。「日帰り手術を行うためには技術と経験が豊富なスタッフ、そしてあらゆる状況に対応できる設備と体制が必要ですが、当院にはどちらも揃っていることが自負です。網膜剥離は症状が進行するにつれて視力に後遺症が出る危険があるため、早期治療が大切だと思います」と大島先生。発症率が約1万人に1人と言われる網膜剥離ですが、同院における2018年の硝子体手術364例中99例(27.2%)が網膜剥離であり、その9割が他施設から依頼された緊急手術だという。開院して5年が経過し、そのニーズは今も増しているようだ。そして、これまで連続301例の網膜剥離の手術成績は初回復位率97.3%、最終復位率100%と非常に高い。患者さんの病態に対する理解があれば、日帰りでも安定した治療が可能と大島先生は証明している。

これまでの実績を称えられ、2018年のアジア・パシフィック眼科学会で「Achievement Award」を受賞

生活に合わせた白内障治療
 白内障とは、主に加齢が原因で眼内の水晶体が白く濁り、見えづらくなる病気のこと。治療には濁った水晶体を取除き、眼内レンズを移植する必要があるが、現在では技術が進歩し多彩なレンズを選択できるようになった。「レンズは大別すると2種類あり、1つは単焦点レンズです。単焦点レンズはピントの合う距離が狭く、遠くにピントを合わせると近くが、近くにピントを合わせると遠くがぼやけるため、眼鏡の携行が必要となります。もう1つの多焦点レンズはピントが合う領域が複数で、遠近両方を見ることができ、老眼も改善されます。しかし、ほかの眼科疾患があると単焦点レンズの方が目の特徴を活かせることもあり、事前の診断が必須です。なお、多焦点レンズは自由診療ですが種類が多く、先進医療特約付きの医療保険で全額負担される遠近二焦点のレンズから、完全オーダーメイド生産のレンズ、最近では遠方、中間、近方にピントが合う三焦点のレンズもあり、仕事やライフスタイルにあった見え方を選んでいただくことができます」。患者さんの希望に合わせ、見える質まで考慮した治療ができるのが、おおしま眼科クリニックの特徴だ。同院の白内障手術は毎年1500件前後と非常に多く、そのうち約14%が多焦点眼内レンズと、日本でも有数の治療実績を収めており、大阪府下一円のみならず、全国から患者さんが訪れている。

米国デューク大学での講演風景。網膜剥離の良好な手術成績を海外学会で紹介する

手術をしない近視治療
 眼科手術が進化を続ける一方で、手術をしない治療も発展している。その1つが『オルソケラトロジー』だ。「就寝時に特殊なコンタクトレンズを装用することで角膜の形状を矯正し、一時的に視力を回復させる近視治療です。継続した治療が必要ですが、起きている間は良好な裸眼視力が得られ、近視の進行を抑制する効果も期待できるため、近視が進みやすい小学生から中学生の間に治療を行えば、重度の近視を予防することにも繋がります」と、大島先生は解説した。目に悩みがある方は、日々進化する眼科医療を取入れ実践する、眼科専門のクリニックにまず相談してみてほしい。
眼科の手術を知ろう!

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医療法人 聖佑会 おおしま眼科クリニック
TEL:072-676-8900
高槻市西冠1-12-8