摂津市長 森山 一正

地域医療のこれからについて
市長・区長からの
メッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、今後の対策や取り組みについて各行政のトップにうかがいました

Yawata City.

摂津市長

森山 一正

オール摂津で健康・医療のまちづくりの推進を

 摂津市と吹田市にまたがる北大阪健康医療都市(健都)に昨年7月、国立循環器病研究センターが移転してまいりました。本市と国立循環器病研究センターとの連携はさらに進み、特定健診や市民公開講座等市民の皆様の健康づくりはもとより、主治医との病診連携や病院受診等、顔の見える関係が着実に進んでいると感じているところです。
 昨年は、健都へ移転が予定されている国立健康・栄養研究所(国民の栄養や食生活に関する調査・研究を行う機関)との連携も進めてまいりました。本研究所が取組む大阪府の健康格差解決プログラム促進事業(フレイル予防:フレイルとは加齢とともに心身の機能が衰え始める状態)のモデル市として協力、フレイルに関する調査やフレイル測定会等を実施いたしました。その結果、働く世代からフレイル予防に取組む必要があること、フレイルを知らないほうがフレイルに該当する割合が高いことがわかり、啓発の重要性が見えました。今後もこのように健都の地元市として先進的な事業に取組み、市民の皆様の健康意識の向上やエビデンスに基づく施策の展開により、健康寿命の延伸を図ってまいります。
 また、高齢化の進展に伴い、生活習慣病の予防・重症化の防止は増々重要な課題となっています。疾病の予防は、介護予防・認知症予防とも大きく関係するため、医療・介護・地域が一体となった地域包括ケアシステムが重要となります。最先端の医療や研究の成果が、市民の皆様の日々の生活の中で発揮され、いつまでも健康で安心して暮らせるよう、健都と地域の医師会、歯科医師会、薬剤師会等の医療関係機関、地域の関係団体、そして行政がスクラムを組み、オール摂津で、健康・医療のまちづくりを推進してまいります。