医療法人 桜希会 東朋病院[一丸 之寿 副院長]

人工呼吸器患者など 受け入れ困難な患者も 積極的に対応する

呼吸器リハビリも提供し 基幹病院から頼られる病院

 急性期病院の在院日数が短縮されている現在、東朋病院呼吸器内科の役割の重要性が高まっている。「人工呼吸器を必要とする患者さんは、リスク管理の難しさから受け入れてくれる病院が少ないのが現状です。しかし当院ではそういった患者さんを積極的に受け入れており、他県から送られてくる患者さんもいらっしゃいます。バイパップ呼吸器やネーザルハイフローを使用される患者さんも同様に受け入れており、常に10台以上稼働できる体制が整っています」。このほか間質性肺炎やCOPDの急性増悪を発症した例など、専門的な治療が必要で一般的には受け入れが難しいとされる患者にも対応している。また治療の一環として呼吸器リハビリに取組んでいる点も特長だ。「肺炎の初期からリハビリすることで治りがよくなります。基幹病院からの問い合わせが多くなってきたためセラピストを増員しましたし、より多くの方に提供したいと思っています」。人工呼吸器の患者にもリハビリが有効だそうで、同院では積極的に行っているとのこと。呼吸器リハビリは今後ますます需要が高まりそうだ。

人工呼吸器の管理ができる病院は数少なく、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの難病患者も多く入院している

医師を中心に多職種の連携で人工呼吸器を管理する

外来から肺がんまで 専門性高く丁寧な診療

 一丸先生は肺がん治療にも携わっており、他の疾患のための検査画像でもがんの可能性を踏まえて精査し早期発見・早期治療に努めている。これら重大な疾患に高い専門性を持って対応する一方、外来患者には手作りの模型を使って説明するなど、わかりやすく懇切丁寧な対応を心がけている。患者満足度も高く、頼れる先生として地域の信頼を集めているようだ。

教えて!先生

咳が続いて、咳止めの薬を飲んだり肺の治療をしても治りません。何が原因ですか?

もしかすると鼻が原因かもしれません。例えば副鼻腔気管支症候群は鼻が悪いことで気管が敏感になり、肺炎のような症状を起こすこともあります。当院では呼吸器疾患であっても肺だけでなく鼻との関連性も踏まえて診察しているので、一度受診してみてください

手技で呼吸筋の緊張をゆるめ、呼吸をしやすくしたり痰の排出を促す呼吸器リハビリ

一丸 之寿 先生

【プロフィール】
O型/獅子座/弘前大学医学部卒/医学博士/元大阪市立大学医学部呼吸病態制御内科等講座講師/日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医/日本アレルギー学会会員、日本喫煙学会全国禁煙ネットワーク会員、日本内視鏡学会会員、日本災害医学会会員
【趣 味】
テニスが好きで、今もよくプレイしています。文化系では読書やものづくり、絵を描くことが好きです。実は当院の広報誌のイラストは私が担当しています
【休日の過ごし方】
子どもとよく遊んでいます

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医療法人桜希会 東朋病院
TEL:06-6923-6226
大阪市都島区都島南通2-8-9