医療法人 桜希会 東朋病院[桑島 士郎 先生]

検査・入院に迅速対応 病院が行う訪問診療 ならではの安心感

高齢者に適した医療で 充実した人生をサポート

 訪問診療を担当する桑島先生は介護支援専門員制度が発足した第一回目に受験し、早くから現行の高齢者医療制度に携わってこられた。「多病や認知症などを抱えるほか、働き盛りの人とは違った検査数値を目標とするなど、高齢者医療は独特な領域です。そうしたなかでも健康寿命を延ばし、一人ひとりにとって安心・安全かつ充実した人生を送っていただくためにはどうしたらいいのかを日々模索しています」。同院では有料老人ホームなどの施設を中心に訪問診療を行っている。初めて訪問する際に全身を検査し、合併症がないかなど状態をチェックしたのち、月2回のペースで訪問し、定期薬の処方や必要に応じて採血や点滴も行う。「CT検査や血液検査、また入院が必要な状況になったときに迅速に対応できるのが、診療所ではなく病院が提供する訪問診療の強みです」。様々な医療資源を擁する病院がバックボーンにあり、さらに専門性の高い治療が必要な場合は基幹病院と連携した対応も可能な体制を整えている。こうした安心感は、在宅療養の患者にとって非常に心強いはずだ。

訪問診療用の車は必要に応じて車椅子やストレッチャーでの搬送もできる

桑島先生も含め常勤4名、非常勤2名の体制で、毎月600名ほどの訪問診療を行っている

他職種や家族の声も汲み 最善の医療を目指す

 在宅療養には医師だけでなく看護師、介護士、ヘルパー、施設であれば施設職員など様々な職種の人が関わる。「医師以外の人たちの観察や声も、患者さんを診るうえでは重要な要素です。そうした方々との連携があって訪問診療は成り立っていると思います」。もちろん患者本人や患者家族の声にも傾聴しながら、それぞれに適った医療を提供できるよう最善を尽くしている。

教えて!先生

風邪をひいたようで鼻水や喉の痛みがあり、風邪薬を服用していますがなかなか良くなりません。どうしたらよいでしょう?

風邪は万病のもととも言われるので、風邪以外の病気のサインかも知れません。たかが風邪と思うかも知れませんが、治らなければ一度診察を受けてください

高齢化社会の中で重要度を増す訪問診療に携わり、地域医療に貢献する桑島先生

桑島 士郎 先生

【プロフィール】
AB型/魚座/大阪市立大学医学部卒/日本医師会認定産業医/日本プライマリケア学会所属、日本内科学会所属、日本老人医学会所属
【趣 味】
若い頃から勉強ばかりしていたので、勉強が趣味です。囲碁を見るのも好きです
【健康法】
仕事以外の時は休養を心がけています
【ストレス発散法】
勉強をすること
【医師としての思い】
患者さんに貢献できる人間になりたい。そのために今でも勉強を続けています

hospital data

医療法人桜希会 東朋病院
TEL:06-6923-6226
大阪市都島区都島南通2-8-9