八幡市長 堀口 文昭

市長・区長メッセージ

地域医療のこれからについて
市長・区長からのメッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、今後の対策や取り組みについて各行政のトップにうかがいました

八幡市長

堀口 文昭

市民が健幸で安心して
暮らせるまちづくり 

 新型コロナウイルス感染症の感染者が国内で初めて確認されてから3年が経過し、現在も対応にご尽力いただいている医療・介護従事者をはじめとする関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 さて、八幡市では、人口減少・少子高齢化社会が招く医療費等の社会保障費の増大についての問題に対応し、持続可能なまちであり続けるために、「健やか」で「幸せ」になれるまちづくり=“スマートウェルネスシティやわた”を推進しています。
 代表的な取組として、健康づくりに励むきっかけをつくる「やわた未来いきいき健幸プロジェクト」に令和元年度から取り組んでいますが、参加者に専用の活動量計をお持ちいただき、日々の歩数等に応じてポイントを付与する仕組みになっています。
 すでに約4,000名の方が参加しており、参加者の医療費や介護給付費の分析結果では、1人あたり年間21.9万円の抑制効果が確認できております。
 他にも、地域医療や救急医療体制の確保等、住み慣れた地域で安心して生活できる環境や、歩きたくなる・体を動かしたくなる環境の整備などを進めています。
 これらの取組を進めるためには、産官学と地域が連携する体制を構築していくことが不可欠であると考えております。医師会、歯科医師会、薬剤師会等をはじめとする関係機関の皆様と連携を図りながら、健幸まちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

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