こばやし内科呼吸器クリニック
専門の呼吸器疾患と
生活習慣病に対応する
地域密着型のクリニック
今年で開業4年目となるこばやし内科呼吸器クリニック。地域医療に貢献する同院は特に二つの分野に注力しているという。小林院長に注力する分野やこだわりポイントをうかがった。
様々な呼吸器疾患と
生活習慣病の改善に注力
2020年9月に開院し、早くも「敷居が低く相談しやすいクリニック」として地域住民からの信頼を得ているこばやし内科呼吸器クリニック。現在は大きく二つの診療に注力している。一つは近隣や少し離れたエリアから、長引く咳症状で来院する方の診療。もう一つは近隣の方に対する一般内科の診療だ。「専門の呼吸器疾患では、感染症やアレルギーなどで発症する咳症状、喫煙が原因の慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患、睡眠時無呼吸症候群などを診療しています。呼吸器疾患の診断にはほかの疾患より問診や聴診が大切なので、患者さんの話を丁寧に聞くことを心がけています。呼吸機能を検査する装置もあるので、当院で治療できる疾患は対応し、結核や肺がんなど高度な検査や治療が必要な場合は連携病院にご紹介するのでご安心ください」と小林院長。一般内科に対しては「勤務医時代には循環器や消化器など幅広い内科診療に携わってきました。その経験を活かして、生活習慣病を中心に一般内科の診療を行っています。生活習慣病は自覚症状が乏しいまま進行するので、そのリスクを正しく理解することが難しいですが、放置すると命に関わる恐い疾患です。当院では薬の処方の前に、丁寧な問診でその患者さんを理解し、一人ひとりに合わせた生活習慣の改善を提案しサポートしています」と説明してくれた。長引く咳や健診の数値が気になった際は、気軽に相談してみてほしい。
「敷居が低く相談しやすいクリニック」として
近隣の方を中心に親身で丁寧な診療を提供していく
こだわりPOINT1些細な異変を見抜く「聞く」力
呼吸器内科の診断は患者の病状や生活習慣の問診、心音・呼吸音の聴診が極めて重要であるため、小林院長は「聞く」ことを最重視している。問診では、初診から些細な疑問も話せるような雰囲気づくりを心がけ、患者の話を丁寧に傾聴。聴診では、疾患ごとに音の違いを聞き取り、勤務医時代に培った経験や知見をもとに診断。加えて、肺機能を調べるスパイロメーターをはじめとする呼吸器専用の検査機器も取り揃え、疾患の見逃しを防いでいる。
こだわりPOINT2生活習慣病の診療に注力
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は進行すると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしたり、失明や足の壊死、腎不全による透析が必要になったりする恐ろしい疾患だ。長年の生活習慣が積み重なって発症するため、治療には食事内容の変更など生活習慣の改善が大切になる。そこで同院はただ薬を処方するだけで終わるのではなく、患者の理解に合わせて生活習慣病のリスクを伝えて、正しい食事量を提案。長期にわたって患者に寄り添い、生活習慣の改善をサポートしている。
こだわりPOINT3オンライン診療にも対応
同院に通院している方の中で、忙しくて通院できない方や何らかの理由で通院が困難になった方に向けて、今後オンライン診療にも対応していく。患者のスマートフォンに無料のWEB問診アプリをインストールし、クレジットカードを登録することで、ビデオ通話による診療から支払いまでオンラインで完結できる。現在は睡眠時無呼吸症候群のフォローアップがメインだが、今後は生活習慣病に対する薬の処方、AGAやEDなどの自費診療などにも拡大する予定だ。