関西医科大学くずは病院

担当医

山口 拓嗣 先生

関西医科大学くずは病院整形外科部長/産業医科大学卒/日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本スポーツ協会スポーツ医、認定産業医/専門分野は肩関節、膝関節、スポーツ整形外科。スポーツ選手の診療経験も豊富

[テーマ]

高い専門性を持った医師が揃う整形外科

整形外科領域の
中核病院として
地域医療を支える

幅広い治療に対応する
経験豊富な5人のドクター

 緊急性の高い急性期医療から、リハビリテーションといった回復期医療までを支える関西医科大学くずは病院。地域密着型の病院として機能する同院が、特に注力しているのが整形外科の領域だ。地域住民が遠くに行かずとも、住み慣れた街で専門的な治療を受けられるように整形外科には5人の常勤医師を配置。全ての医師が外傷全般に対応し、脊椎疾患や関節外科などそれぞれが得意とする分野で専門性を発揮している。診断に欠かせないCT・MRI検査については最短1時間以内に検査可能で、受傷後48時間以内の手術が推奨される大腿骨近位部骨折の手術のほとんどが期間内に実施されており、診察から治療までのスピーディーさも同科の強みの一つである。また患者の1日でも早い回復のため、リハビリテーション科との密なコミュニケーションを重視。週に1度、リハビリテーションスタッフを含めて術前術後のカンファレンスを実施し、治療方針やリハビリの進め方などについて検討を行っている。

手術を受けた患者が早期に社会復帰できるよう、リハビリテーション科の理学療法士や作業療法士とも密な連携を図っている

アスリートから高齢者まで
個々に合わせた治療を提案

2021年より整形外科の部長を務める山口先生。専門は関節外科、特に肩関節でアスリートを支えるチームドクターとしての経験もあり、一般的な肩関節の疾患をはじめスポーツ肩障害にも対応している。日々の診療においては、症状はもちろん、ライフスタイルや日常の運動量、アスリートであればスポーツの種類を考慮し、患者にとって最も望ましい治療方針を提案できるよう心がけているという。「例えば肩の脱臼でいうと、術後の再脱臼率がかなり低い直視下法という手術がありますが、術後の関節可動域に制限が強く残ってしまうことがあります。野球やテニスといったスローイングアスリートの場合、復帰ができたとしても十分なパフォーマンスを発揮できないということも起こり得るので、再脱臼率が高くとも低侵襲な関節鏡視下手術を提案することもあります」。関節鏡視下手術とは直径1cm程度の細い棒状の関節鏡を使った手術で、手術創が目立たなく正常な組織を損傷しないため、術後の可動域制限が少なくスポーツ復帰率も高い手術として知られている。ほかの関節と比べて様々な器官が集まり、構造が複雑な肩関節。山口先生は高度な専門知識と技術で患者を支えている。

関西医科大学グループの連携を活かして、各専門医を関西医大などから招聘。一般整形外科から専門性の高い高度医療まで対応している

新たな治療の選択肢
リバース型人工肩関節

傷んだ関節を人工材料で置き換え、機能を回復させる人工肩関節置換術。その一つであるリバース型人工肩関節置換術は2014年に日本で承認され、良好な成績が報告されている。その最大の特徴は、腱板機能が破綻している場合でも使用できること。従来の人工肩関節は自身の腱板が残っていることが前提だったが、リバース型人工肩関節は修復不能な腱板断裂や、それに伴う変形性関節症、関節リウマチ肩、粉砕の強い骨折などにも適応する。「リバース型人工肩関節は当院でも導入しており、その手術件数は年々増加しています。実際にこれまで人工肩関節を諦めていた患者さんも、肩の痛みや可動域が改善できるようになりました。1980年代にフランスで開発され日本では遅ればせながらの許可となりましたが、満足いく結果を得られなかった患者さんの肩の動きを取戻せる可能性が出てきたことは非常に大きな進歩だと思っています」。個々の状態に合わせた治療を提供するため、最適・最新技術の導入にも余念がない同院。今後もくずは地区における整形外科領域の中核病院として、関西医科大学グループや医療施設と連携しながら急性期医療および地域医療に貢献していく。

専門医療にできること!

hospital data

関西医科大学くずは病院
TEL:072‐809‐0005
枚方市楠葉花園町4‐1


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