京田辺市長 上村 崇

2024年
市長・区長からのメッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、
今後の対策、取り組みについて、市長にうかがいました。

京田辺市長

上村 崇

いきいき「健幸」で明るいまちを目指して

 京田辺市は、甘南備山や木津川など豊かな自然に恵まれ、また京都、大阪、奈良の三大都市へのアクセスにも優れていることから、子育てしやすく若い世代にも選ばれる魅力あるまちとして発展しています。
 本市では、これまでも「健幸」をキーワードに水辺の散策路や親子体操教室など、部局横断的な取組みを進めてきたところです。そして、令和6年度は、これまでのまちづくりを加速させる「第4次総合計画中期まちづくりプラン」がスタートする年となることから、計画に掲げる事業を着実に進め、これまで以上に市民の皆さんが生涯を心身ともに健康に暮らすことができる環境づくりに取り組んでまいります。
 特に検診の受診率向上にむけて、京都府が整備している「京都府胃がん内視鏡検診管外受診制度」に参画し、従来のエックス線検診に加え、個別での内視鏡検診を選択できるよう体制を充実させることで、疾病等の早期発見・早期治療の促進による死亡率の減少につなげてまいります。
 また、これまで40歳から10歳ごとに70歳までが対象となっていた「歯周疾患検診」の対象年齢を拡大し、20歳、30歳を追加することで、切れ目のない歯科検診を実現し市民の皆さんの健康保持と健康増進を図ってまいります。
 そして、今後も行政と医師会、歯科医師会、そして市内医療機関等との連携を密に図りながら、 社会情勢とともに変化する地域医療ニーズや市民ニーズを的確に捉え 、みんなが住み慣れた地域で健康に安心して暮らし続けられるまちを目指してまいります。

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