鶴見区長 内田 忠憲

2024年
市長・区長からのメッセージ

現在の医療現場が抱える問題、それに立ち向かう行政のあり方や、
今後の対策、取り組みについて、区長にうかがいました。

鶴見区長

内田 忠憲

だれもが自分らしく安心して
共に暮らし続けられるまちづくり

 鶴見区では令和5年4月に「だれもが自分らしく安心して共に暮らし続けられるまちづくり」を基本理念とする「鶴見区地域保健福祉ビジョン」を策定しました。2つの基本目標として、①「気にかける・つながる・支え合う地域づくり」、②「だれでも・いつでも・なんでも言える相談支援体制づくり」を掲げ、各種施策に取り組んでいます。

 これまでの取組み例として、各地域への地域福祉コーディネーターやコミュニティソシャルワーカーの配置、地域有償ボランティア活動の実施、健康に関するイベントや講演会開催の取組みを通して、地域の相談窓口業務や関係機関との連携の充実、住民同士の助け合い活動の支援、区民の自主的な健康づくりを進めています。

 このほか区の三師会はじめ関係機関等と連携して「つるりっぷネット」を構築し、関係者間の業務の橋渡しを行うなどの取組みを進めています。また、「鶴見区在宅医療・介護連携相談支援室」(区医師会内に設置)の編集のもと、もしものときの治療やケアについて考え話しあうための『鶴見区版 人生会議の手引き』を作成し配布しています。

 また、地域では地域活動の担い手の皆様の尽力による「いきいき百歳体操」等を運営いただいており、介護予防のための運動機会としてだけでなく、安否確認や交流の場ともなっております。

 引き続き、地域と行政、関係機関が協働して取組みを進めてまいります。皆様にはご理解とご協力の程お願い申し上げます。

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